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あけぼの会事務局  〒153-0043 東京都目黒区東山3-1-4-701  TEL:03-3792-1204(月〜金 10:00〜16:00)  FAX:03-3792-1533  akebonoweb@m9.dion.ne.jp

主な活動

ABCEF─以前の報告

ABCEF-Akebono Breast Cancer Educational Force (乳がん教育活動)報告

2007年1月にスタートしたABCEF活動。携わっている会員のみなさんの地道な努力のおかげで、社会に広く受け入られるようになりました。地域の保健所はもとより、女性従業員の多い企業・趣味や育児のサークル会場等に出向き、自己検診の大切さと定期的な検査の必要性を熱く語って乳がんの啓発を続けています。

●「小学生にいのちの授業」(2016年2月13日)

報告:宇田川光子・ABCEF東京メンバー

東京都荒川区で行われている「がん予防授業」に2012年から参加しています。「小学6年生にがん体験を話す」というものですが、がんという重い話をどのように話したらよいものか。「おっぱい」という言葉を使っていいのか、「死」という言葉は恐怖心を与えてしまうのではないか、当日まで迷いました。でも、体験談だから、ありのまま感じたことを話したい、と思いました。

「がん予防授業」を始めるに当たって、保健所の方々にはかなりのご苦労がありました。小学生にがんの話という提案を、学校に理解をしてもらうのに、何度も足を運んだそうです。かなり画期的なことだったのです。私は、とても素晴らしい企画、特に「がん」について全くわからない子供たちにこそ体験談を聞いて欲しい、と思いました。

一部はクイズ形式でがんの知識を学び、肺がんなどがん全般の勉強をし、二部で体験を。体験を話し出すと、児童たちは真剣に身を乗り出して聞いてくれ、まっすぐ受け止めてくれているのを感じ、この子たちは子供じゃない、と心に染みてきました。「死ぬのは怖いですか?」と直球の質問には、逃げずに「はい、とても怖かったです」と本音を答えました。「僕は入院したことがあって、とても怖かったです」という子に「大人でも入院は怖いものだから、きっと怖かったと想像します」と理解を示し、「私のおばあちゃんも乳がんで、今日お話を聞いて、おばあちゃんもこんな気持ちだったんだろうなと思いました」との女子の言葉には感心しました。

色々な質問に答えながら、初めての出会いだったのに、距離がぐんと近づいた感じがしました。最後には「お家に帰ったら、お母さんやおばあちゃんに今日の話をして『検診を受けて』と言ってみてください。みなさんからお願いすれば、きっと聞いてくれると思います」とおねがいします。

●「教科書からは学べない生きたテキスト」(2015年5月21日)

報告:持田豊子・埼玉支部長

1997年ころ、県より、がん拠点病院のがんサロン立ち上げのアドバイスをしてほしいとの依頼を受け、国立埼玉病院、川口市立医療センターのお手伝いをしました。この時、講演会の講師を頼まれ、副支部長の境さんと一緒に、あけぼの会の活動、心のケア、啓発活動等をお話ししました。そのことが、埼玉支部のABCEF活動のきっかけとなりました。その後、埼玉医科大学国際医療センター看護学部の学生さんに患者の思いを伝えてほしいとの依頼があり、それが学校訪問の始まりとなりました。

その後、県や地元の医師・教授の紹介で、日本医療科学大学と埼玉県立大学の学生さんにも講義を行いました。将来の医療従事者の方々に、患者の思い、本音を話ししました。「教科書では学べない現場を知り感動しました」「将来、看護師になったときの決意」についてのレポートを読んで、患者の思いを素直に受け止めていただいたことに、私たちのほうが感動することもしばしばありました。

そして、卒業後に病院勤務の中で、乳がん患者さんに、あけぼの会の事をPRしてくれているのを知り、驚きました。境さんの入院中に、とても親切な看護師さんがいて、その方が学生の時、私たちの講義を受けた方で、再会を喜んだとか・・うれしい限りです。

また、県のピアサポート研修会、生きる教室では、入間市金子中学校に、東京医科歯科大学大学院がんゼロ講座には2年ほど、獨協医科大学越谷病院、県立大学緩和ケア講座にも。更に一般向けには、男女共同参画「ほっと越谷」で啓発活動もしました。先日も、埼玉県子育て支援講演会草加藤幼稚園、独協大学主催の講演会に伺ったのですが、その様子が埼玉テレビのニュースで放映されました。

●「普段の生活に感謝」(2015年5月20日)

報告:星野希代絵・あけぼの静岡代表

あけぼの静岡では、2008年、地域の中学校のPTAからの依頼を受けて、ABCEF活動が始まりました。その後、静岡市内の看護専門学校で、定期的に授業の中で取り上げてもらっていて、会の活動について、早期発見の大切さ, 自分の乳がん体験などを話しています。

また、がん予防講演会、市民健康講座などに参加して、乳房モデルを使っての自己触診の説明、マンモグラフィ検診・エコー検査などへの積極的参加を呼び掛けています。

2015年からは「がん教育」のモデル高校でも活動しています。2015年10月には県立袋井高校の2年生を対象に、患者からのメッセージとして、がん発見時の様子、手術と抗がん剤治療、患者会との出会い、患者会の活動などについて話しました。生徒からは「がんの話を聞いて、改めて、がんは怖いものだと感じた。それと同時に、がんになっても希望を捨ててはいけないと思った。がんになって、今までは当たり前だった普段の生活に感謝したり、人生をより良くするために、努力を惜しまなくなったりすると思う。今は何もかも出来る状況に感謝しながら生活していきたい」という感想をもらいました。

●「乳がんから女性を守ろう」(2015年1月26日、2月28日)

報告:宮本絵実・あけぼの岡山代表

1月26日、岡山市からの依頼で、市内東区古都地区愛育委員会の総会・例会にて、会員の岡 房枝さんが体験を話しました。40名の愛育委員さんを前に、自分の乳がんがわかった経緯やその時の気持ちを話し、、早期発見・早期治療の大切さを強調しました。みなさんの目を見て、ゆっくりと話しをするので、日頃から、健康と福祉に関わるまちづくりを目指して活動する愛育委員さんたちを、たちまち引き込んでいきました。

女性が活躍するイメージの強い愛育活動ですが、この地区は会長さんも男性で、参加の中にも男性の姿も数あり、地区をあげての健康意識の高さが伺えました。「男性にも乳がんがあるのですよ」との一言に驚いていました。

2月28日、「第12回乳がんから女性を守ろう」市民公開講座にて、あけぼの岡山・宮本絵実代表が講演しました。主催の岡山県診療放射線技師会からは、毎年依頼をいただき、今年は6年目、県内各地で講演しています。

会場は倉敷成人病センター。外科部長・仁科 拓也先生の「乳がん検診について」、同 診療放射線技師・寺園 志保先生の「実際の検査について」の2講演のあと3人目の演者として登壇。題は「乳がん、早期発見のおすすめ」。この日初めてマンモグラフィ検診体験をする20名の方を含め約80名の方に、わかりやすい語り口で早期発見につなぐ大切さを話しました。

今年はこの他にも7月に2件、8月に1件、10月には〈高梁健康福祉のつどい〉にも呼んでいただいています。多くの会員がABCEF活動に参加できるよう、6月4日に勉強会も初めて企画しました。(あけぼの岡山副代表・槌田史子)

●PTAのお母さんたち向け乳がん出張講座

報告:西貝圭子(ABCEF 東京)

2014年から〈あけぼの-NERiMA-〉(東京都練馬区在住の会員有志)は乳がん検診普及のため、PTA のお母さん向けに「乳がん出張講座」(練馬区と協働)を行っています。子育てや仕事で忙しくて自分のことが後回しになりがちなこの年代のお母さん達のための講座を練馬区の協働事業に応募しました。全国平均乳がん検診率は3割に満たない中、私が住む練馬区はそれよりも低い為、検診率アップが講座の目的です。

お役所は決まり事が多く、面倒な書類の提出など申請が大変でしたが、ワット会長、島崎さん、そして練馬区在住の会員さんに相談して、審査を通ることができました。区内の乳がん専門医の協力でDVDを制作、パンフレット、のぼり旗、ポスター、横断幕などを作成し、対がん協会から乳がんモデルを借り、保健師さんたちと区内の小・中学校PTA15校で出張講座を行いました。

講座は、私自身が30代で乳がんになったこと、お子さんの笑顔は、お母さんの健康があってこそ、ですから月に一度の自己検診を励行して、異常を感じたら迷わず検査を受けてくださいと、検診対象でない30代の方にも訴える内容にしました。触診モデルも体験していただいて、講座の最後には必ず「出席していなかった方や校外のお友達にも、ぜひ今日のことを話してください」とお願いしています。参加者からの声は以下のようなものです。
・学校だったので参加しやすかった
・自分と関係ないことと思っていたが、これから自己検診します
・検診のお知らせが来たら検診を受けます
・友人が乳がんになったが、どう接したらいいですか?
・私も乳がんの手術をしました。元気になった姿に励まされました。治療を頑張ります!
乳がんという病気と検診について多くの方に関心を持ってもらえたことを実感しました。

また区のイベントにも参加し「ねりま健康フェスティバル」(於:豊島園)では、多くの家族連れの方に検診を呼びかけ、「こぶしマラソン」では賛同いただいた方に“受けよう!乳がん検診” と入ったピンクのタスキをつけて走っていただきました。

この1 年の活動の成果が認められて2015年の継続事業も決定しましたので、2年目は小・中学校のPTAだけでなく幼稚園や子育てサークルなどにも対象を拡げていく予定です。また練馬区でぜひ“ 母の日キャンペーン” を行いたいと思っています。練馬区で始めたローカルな活動ですが、草の根的に広がっていって、一人でも多くの方の“早期発見・早期治療”につながるようにとの思いで活動をしています。

●女性の健康とワーク・ライフ・バランスを考える

報告:事務局ABCEF担当・島崎亮子

去る9月25日(木)、伊藤ハム㈱人事総務部東京人事総務室からの依頼で、研修会に招かれて行ってきました。私一人でしたが、ABCEF(あけぼの乳がん教育軍団)の出動でした。対象は伊藤ハム㈱東京事務所の女性社員で、テーマが「女性の健康とワーク・ライフ・バランスを考える」。そこで、私自身の乳がん(克服)体験談を話しました。

当日は1人でも多くの女性社員が参加できるよう、午前1回、午後2回と3回に分けてスケジュールが組まれました。毎回50人前後の参加があり、乳がんは女性に多い病気の一つとして関心の高さが伺えました。体験談のほかに自己検診の重要性、その方法、定期的な検査(マンモグラフィー)の必要性などを話しました。会場にマンマモデルが用意されていたので、全員に触れてもらい自己検診の仕方を再確認してもらいました。

「体験談を聞け、具体的なイメージが湧いた」「検診に行くきっかけになった」「自分の身体をきちんと見直す良い機会になった」「触診モデルが分かりやすかった」など、前向きなコメントが寄せられました。

女性が大いに活躍するために、企業の安全衛生担当のかたが、社員の心身の健康を、社としてサポートしようとする姿勢がとても心強い!「乳がんで命をなくすことがないように」のメッセージを送り続けているあけぼの会にとっても、今回のような啓発の場を設けてくださったことに感謝いたします。

●太田保健所2013年9月28日

報告:ABCEF担当 島崎亮子

2013年9月28日(土)大田区保健所主催「女性の健康づくり講演会- 乳がんと向き合う」の講師として、大田区在住会員の奥山早苗さん・柳亜東さん、事務局スタッフの渡辺智恵子さんと私の計4人で、大田区役所会議室に行ってきました。

今回の講演会は「大田区にお住いで乳がんと診断された女性、治療中、治療後の女性」が対象で、32人の参加がありました。最初はドクターによる講演で、沢田晃暢(てるまさ)先生(昭和大学医学部乳腺外科専任講師)のお話は「・セカンドオピニオン事例・乳房切除とBRCA1/2とエキスパンダー・乳がんを分類しましょう」とかなり専門的な内容で、乳がん体験者が知っておきたい情報が満載でした。

続いて体験談とあけぼの会の紹介。
その後参加者を4つのグループに分け、保健師を加えてグループワーク開始。
会員4人がそれぞれグループファシリテーター(まとめ役)となり、参加者全員から「参加動機・聞きたいこと・話したいこと・感想」を話してもらい、グループごとに発表しました。同じ体験者同士なので、みなさん心おきなく思いのたけを熱く語ってくださいました!この出会いが家族や友人等に広がって、乳がんの啓発・検診率アップにつながればと、願っています。

最後に沢田先生からのアドバイス「太りすぎないように!運動は大事です!」

●荒川区立汐入小学校で児童に乳がんの体験を話しました

報告:ABCEFスタッフ・宇田川光子

荒川区保健所から小学校の「がん授業」の依頼があり、2012年11月26日、汐入小学校へ行ってきました。あけぼの会ではABCEFを6年前から実施していますが、小学校からの要請は初めてのことで、対象は6年生120名でした。会場には校長先生はじめ6名の学年の先生方もいらっしゃいました。 小学生に「乳がん」の体験談を話す、という初めての経験に、この年代の子どもたちがどのように受け止めてくれるか、戸惑いがありましたが、私が一番してみたかった事はこれだ!と思いました。 体験発表のあと「家に帰ったら、お母さんに今日の話を伝えてくださいね」とお願いしました。みんなとても真剣に聞いてくれて、うれしい驚きでした。

あけぼの会は〈母の日キャンペーン〉などで、乳がんの啓発活動を30年近く続けているのですが、検診率が上がっていないのが現状です。そこで、今回のように、小学生くらいからがん教育を導入していくことは画期的な良策と思いました。「乳がん早期発見の大切さ、子供の存在が支えになったこと」など、自分の思いを直接伝え、おみやげに、あけぼの会のピンクのリストバンドを一人一人に手渡ししました。子供たちの「ありがとうございました」の言葉に、こちらも「ありがとう」を返しながら、良い出会いができた事で胸熱くなりました。このような機会を作って下さった保健所に感謝いたします。

2013年1月19日に同区の第二峡田(はたけ)小学校、2月20日、21日尾久西小学校(21日は保護者向けの授業で)へも行ってきました。

●民間企業からの啓発依頼

報告:あけぼの滋賀 啓発部

タカタ株式会社(シートベルトで世界的シェアを誇る企業)から、昨年に引き続き体験談の依頼があり、2011年7月5・6の両日、行ってきました。会社の健康相談室も啓発のDVD・乳房模型を用意してくださり、約50名の女子社員(6割が30~40代)の参加がありました。体験発表後の質疑応答も活発で「検診に行ったことがないので、頑張って行きます!」との声に、心からうれしく感じました。また「みなさん体験者なのに、どうしてそんなに明るいの?」というコメントが多数寄せられ『そうなんだ!私たちって明るいんだ!!』と改めて思いました。一般市民のみなさまにはもちろん、これからは企業の社員の方々にもますます啓発が重要であるとつくづく感じた両日でした。

2011.11.7に東京本社からも依頼があり、事務局スタッフ渡辺智恵子さんが出席しました。

●薬剤師の講習に招かれて子

報告:ABCEFスタッフ・島崎亮子

2012年1月25日に公立昭和病院(がん拠点病院)の処方箋を扱っている(株)小平薬局(東京都小平市)から依頼があり、薬局従業員25名(1名は薬学実習生)の前で、患者が薬剤師に望むこと・聞きたい情報・薬局の対応(言葉がけ)等、質疑応答を交えながら話しました(もちろん体験談と検診の重要性も)。

後日「患者さまのお気持ちを少しでも感じることができるよう、これからも職員一同努めてまいりたいと思います」というメールを頂きました。定期的に接遇・コミュニケーションの取り方・疾病等、自ら研修会を開いて勉強されている薬局があるのは、患者として心強い限りです!