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イベント情報

講演会報告

第66回 あけぼのハウスin東京 報告

2016年03月03日 更新

2月27日(土) 春が待ち遠しい冷たい空気の中,大橋会館へと向かいました。
中村清吾先生(日本乳癌学会理事長・昭和大学乳腺外科教授)の、「今乳がん治療の問題点とはなにか?」についてのミニ講演会。
わずか2週間前に会長から依頼が入ったのでしたが、時間が、午前中の診察と夕方の予定の間隙だったので受けてくださった、という内輪話も披露され、そのあと、いつものように穏やかで優しい語り口でお話が始まりました。

20年前の地下鉄サリンの時に聖路加に運び込まれた人たちの個人の確認に苦労したことから始まり、食生活の変化で肥満が増え乳がんのリスクが高くなる、糖尿病と乳がんとの関係など,色々な薬の名前が出てきましたが、興味深くわかりやすいお話でした。

中村先生のお話の中でいつも楽しみな写真、今回は浅草とスカイツリーが一緒に収まっている、古いものと新しいものが同じ空間にあるものでした。
乳がんも長い歴史の積み重ねで今があり、これからへと繋がっていくのだと感じました。

2部では、中村先生に質問に答えていただく時間になりました。
中に、かなり深刻な状況の人がいて、切実な質問を立て続けに投げかけて、先生もそれに丁寧に答えて下さり、「納得いかなければセカンドオピニオン、サードオピニオンと受けると良い」の言葉。
すかさず「今ここで中村先生に予約したら?」とワット会長が切り込む。
実際にその患者はその場で先生の病院でセカンドオピニオンを受けると決めて、「先生、私の顔を覚えて置いてください」と詰め寄っていました。
当人の真剣さを目のあたりにして、私たちがいくら応援してもし過ぎることはないのだと思いました。

先生と会長の絆を感じながら、今の乳がんの現状を知ることができ、充実した時を過ごせました。
自分自身の乳がんをしっかり見つめ直し、また次回のあけぼのハウスへと足を運び勉強しようと、気持ち新たに帰途につきました。(報告:あけぼのハウス・スタッフ 宇田川光子)
穏やかで優しい語り口でのお話し、中村清吾先生穏やかで優しい語り口でのお話し、中村清吾先生