HOMEお問い合わせ支援企業リストサイトマップENGLISH
あけぼの会事務局  〒153-0043 東京都目黒区東山3-1-4-701  TEL:03-3792-1204(月〜金 10:00〜16:00)  FAX:03-3792-1533  akebonoweb@m9.dion.ne.jp

My Story

My Story

31年目の放射線障害 Ⅰ
金岡益代(あけぼの愛知 代表 1956年生まれ)

2017年02月01日更新

 昨年4月中旬、乳がん術後31年目、家の近くの総合病院の整形外科に緊急入院!
病名は右肩甲骨慢性骨髄炎・右肩甲骨部感染性
ろう孔でした。

乳がん手術年月日 1985年6月16日 29歳のとき 
術式 右乳がん定型乳房切除術+内胸筋廓清+第7肋骨切除
しこりの大きさ45×66mm 第7肋骨転移 ステージⅣ
退院後、放射線照射(右鎖骨上4600rad 右腋窩・胸骨4800rad)
(100ラド・rad=1グレイ・gray)
その後、化学療法、ホルモン療法施行。再発なし。

2年後に卵巣嚢腫になり、卵巣と子宮を摘出。
乳がんは肋骨にも転移がありステージⅣの為、放射線を通常より多く照射しました。「10年間は放射線の影響により、肺炎になる可能性があるので気をつけて下さい」と言われていたので、肺は気にしていましたが、肩甲骨のことはまったく気にしていませんでした。

多量の放射線照射により肋骨が骨折した影響なのか、石灰化が起こり、右肩甲骨周辺に新しい骨(化骨)が出来て、小さなこぶの様なものになっていました。20年位前から、化骨している箇所の皮膚が衣服で擦れて赤くなることもありました。まれに腫れることもありましたが自然に治っていました。

その繰り返しが当たり前の生活になっていましたが抵抗力が落ちていたのか、いつもは治っていた腫れに膿を持ち、弾けてしまいました。近くの内科・外科の開業医(糖尿病治療の経過観察の為に通っている病院)で抗生物質の点滴をしてもらおうと受診しました。

血液検査の結果を見て「ここでは無理です」と言われて家の近くの総合病院宛に紹介状をもらい受診。「このまま直ぐ入院して下さい」と言われましたが、一旦家の帰り、次の日から入院になり、結局、37日間の入院生活になりました。

4月14日、ちょうど熊本地震が起きた日。感染症のため、入院中は、抗生物質の点滴を朝晩2回。右肩甲骨周辺から出ている浸出液があり毎日のガーゼ交換。病院で受けたCTとMRI検査の結果により、肩甲骨の奥に膿がたまっていて何かができている、それが、何かを組織を取って調べる。がん細胞だったらがんの治療、それ以外だったら他の治療。

血液検査によるCRPの結果(基準値0.3以下)4月13日( 29.2)、18日(20.5)、23日(6.7)5月9日(2.2)26日(1.7)6月23日(0.4)基準値近くまで下がりました。

この状態は、がんの遠隔転移からくるものなのか、骨髄炎なのか、その不安もあり入院中に外出許可をもらい、名古屋の大学病院にも通院していました。

入院中の病理検査の結果は悪性像はなし。ただし、右肩甲骨に壊死がありました。退院後に名古屋の大学病院でも病理検査をしてもらいましたが、結果は悪性像はなし。結果、
治療方針は肩甲骨骨髄炎治療になり、少し安堵しました。治療は、そのまま家の近くの総合病院ですることになりました。
(続く・・ 2月15日掲載予定です)