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My Story

My Story

あけぼの会は「学びと実践のコミュニティ」
宇治川洋子 (神奈川県在住 1969年生まれ)

2017年09月25日更新

2014年9月に右乳がんの温存手術を受け、抗がん剤治療(FEC・ドセタキセル)、放射線治療を受け、現在はホルモン治療(ノルバデックス)を継続中です。

2016年からあけぼの神奈川に参加させていただくようになり、スタッフの皆さんの温かい支え、先輩の皆さんの笑顔、同時期に罹患された友達との交流を通して、死の恐怖を遠ざけることができました。
それまで一人で孤独に闘病していた期間が悔やまれます。

●ところが、2016年9月の人間ドックで胃がんが発見され、10月に開腹手術で胃の3分の2を切除、現在抗がん剤(TS-1)治療中です。
胃がんの告知により、再度死の恐怖を背負うことになった私に、あけぼの神奈川を通じて知り合った皆さんの言葉や姿が癒しと勇気を与えてくださいました。
お陰様で、乳がんのときは平常心を取り戻すのに1年半以上かかりましたが、今回は術後3ヶ月で前向きな気持ちを取り戻すことができました。

●さて、がんに罹患して2年半、私は死というものについて考えてきました。
がんと告知されるまでは、「どう生きるか」は真摯に考えてきたものの、「どう死ぬのか」を考える機会はありませんでした。様々なジャンルの本を読んだり、講演を聴いたり、ワークショップに参加したり、経験者と語り合ったりする中で、哲学、心理学、宗教、患者会などは枝葉は違えども皆同じことを言っているのではないかと感じています。

●私の現在の考えを纏めますと、次の通りです。
1 死について考えることは、最期のときまでどう生きるかを考えること。
2人生における過去と未来の意味(ものがたり)は自分が作り出しており、いかようにも編纂できる。過去と未来に囚われ過ぎることなく「いま、ここ」を味わいながら生きる。
3 自分を大切にし、他者に貢献し、森羅万象に感謝して生きる。
人生最後の仕事は死に様を他者にみせること。最期のときまでやるべきことがあり、生きている価値がある。

●理屈はシンプルなのですが、それを実践するのは本当に難しいと感じています。自分一人ではすぐに心が乱れ、勇気が挫かれてしまいます。
ですので、私には「どう生きるか」を考え、助け合い、支え合える「学びと実践のコミュニティ」が必要です。
あけぼの会は私にとっての「学びと実践のコミュニティ」。これからもよろしくお願いいたします。
 
●さて、最近の私の楽しみは食事です。胃がんの術後1ヶ月はお粥しか食べることができなかったのですが、今は毎日色々なものを食べています。
レタスをシャリシャリ、にんじんスティックをポリポリ、パンをムシャムシャ。シャリシャリ、ポリポリ、ムシャムシャ!なんて楽しいのでしょう。
食事には味と香りだけでなく歯ごたえという楽しみがあることを発見しました。
食べる楽しみを与えてくれる食べ物(生き物)に感謝を捧げている毎日です。
では皆さまご一緒に!“シャリシャリ、ポリポリ、ムシャムシャ”