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巻頭記事

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日本乳癌学会学術集会を終えて 《2018年6月8日更新》

2018年06月08日 更新

 

 

あけぼの会・秋の全国大会「患者と医師の対話集会」にて中央・清水先生 (2016/10/23 東京ウィメンズプラザ・青山)あけぼの会・秋の全国大会「患者と医師の対話集会」にて中央・清水先生 (2016/10/23 東京ウィメンズプラザ・青山)清水千佳子先生(国立国際医療研究センター病院・乳腺腫瘍内科科長)からのご報告

早いものでもう梅雨入りです。乳癌学会が終わって一息ついていると、ワット会長から「学会報告をせよ」との指令がきました…いつも貴重な機会をありがとうございます(笑)
私の中での今年の乳癌学会の最大のイベントは、最終日の「患者市民の研究参画:新しいシステムの構築に向けて」というミニシンポジウムでした。
医学や医療は、「研究」の積み重ねで進歩しています。細胞のなかの分子レベルでの動きを知る研究から、患者さんにご協力していただいて新しい治療法の有用性を確認する臨床試験、看護師をはじめとした医療従事者の患者・家族とのかかわり方、費用対効果など、さまざまな「研究」があり、そのどれもが患者・家族のwell-beingにつながることを目指して行われています。
学会とは、日常の診療の傍らで行っているそうした研究活動(もちろん研究を生業としている先生方も参加されます)の成果を発表し、研究方法・結果の妥当性や研究の意義について議論をして、明日の研究活動につなげていく場なのですが、そもそも「研究」というものが患者さんや一般の方によく知られていないということに問題意識を感じていたところ、会長の戸井先生が「今でしょ!」と背中を押してくださり、確か年が明けてからですが、すでにぎっしりだった学会プログラムにこのミニシンポジウムを加えてくださいました。
ミニシンポジウムでは、M. D. Anderson Cancer Centerの上野直人先生、海外のPatient Advocacyの事情に明るい桜井なおみさんとともに登壇しました。会場の第6会場は、けっして広い会場ではありませんが、患者、医師、製薬企業の方も含め、様々な方々が参加してくださり、席が埋まっていました。
まず上野先生から、米国で、Patient Advocacyは意義があると思える研究を応援するためにどんな活動をしているか、研究者はその応援を得るために、自分のやりたい研究がいかに患者さんや社会にとって意義のあるものかを、いかに患者支援団体に言葉を尽くして・・・
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