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My Story

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非常に稀な「放射線肺臓炎」と「器質化肺炎」に罹ってⅡ
岩間幸子(埼玉県在住 1945年生まれ)

2018年08月29日更新

4月18日に稀な「放射線肺臓炎」についてあけぼの会のHPで呼びかけていただきました。
今も「器質化肺炎」で治療中です。
その後の経過をお知らせいたします。
●2017年6月2日・帝京大学病院で左乳房部分切除

●放射線治療の心臓への影響は?
喉から胃にかけて引きつられるような痛みを30〜5分間を3度経験しました。動悸もひどい時があったので、心臓にも放射線が掛かったのでないかと医師に話しましたが、1、2mmは当たっているが、影響ないと言われました。心電図やCT、造影剤を入れCT、深部の動脈からの血液検査も異常なしでした。
先週の診察で、最近のではない小さな心筋梗塞の跡があると言われました。CTを撮るとはっきり分かるそうですが、度々撮っているので今回は見送りました。次回診察で詳しい状態を聞きます。
ネットで「放射線治療の副作用で、左乳房を手術した人は心臓にも放射線がかかると心筋梗塞などの心臓障害が起こることがある」と聖路加国際病院や福岡大学病院や北里大学病院など複数の病院が注意しています。聖路加国際病院では「深吸気息止め照射」という方法を用いて心臓への線量を低減する取り組みを行なっています。

●放射線科と内科が連携していない?
「器質化肺炎」は予後は良いと言われていますが、何年も後に後遺症が出た症例もあり再発も多いので、「初期乳がんの予後が改善されていることを考えると長期間の観察した症例が必要」と「日本呼吸器学会誌 2011」に記載されていました。
私は放射線科と内科を受診しています。「放射線肺臓炎」「器質化肺炎」の治療法が二つの科で連携していないように思います。

●放射線療法を省略という選択
グレード1で、術後は手術したことを忘れるほど元気に暮らしていましたのに7カ月後に「放射線肺臓炎」、その後「器質化肺炎」に罹り、ステロイドや他の薬の影響もあって、元気だった頃の生活と比べると家にこもる毎日です。安静時の息切れ、脱力感、むくみなどの症状があり、短距離でも歩幅を狭くしてしか歩けず、すぐに息切れがします。
「患者さんのための・・・ガイドライン」には、「70歳以上、2cm以下のしこりでホルモン療法が有効なタイプなどの場合は放射線療法を省略することもある」と書かれています。     全く予期しなかった放射線療法の副作用で、心身ともに大きくダメージを受けました。もし前もってこの選択を知っていたら、私は「省略」を選びたかったと思っています。

その後の治療経過 
3月半ばから5ヶ月間が経ち、8月に入り息切れは改善されて楽になってきています。
その間ステロイドを長期服用すると感染症にかかり易くなるので予防薬バクタ配合剤(ダイフェン配合剤)を7週間服用。その結果肝機能の値が悪化したため中止。その替わり月1回のベネトリン吸入薬ベナンバックス注用300mg を40分かけて吸入。骨粗しょう症にも罹りやすくなるので、週1回のアレンドロン酸錠35mgを服用。

器質化肺炎はステロイドの減量中や止めた直後に再燃することがあるので、一月単位で徐々に減量して行きます。
胸の痛みはその後も起きたので、心臓精密超音波を8月16日に予約。
24時間心電図も勧められました。
友人の医師に胸の痛みを相談したら、「放射線肺臓炎は肺組織の繊維化、つまり柔軟性が無くなって傷跡みたいに固くなることなので、肺以外の周辺の結合組織(筋肉、脂肪組織、筋膜など)にも癒着のような事は起って、突っ張る、放散痛などが起きることが考えられる」そうです。

心筋梗塞を心配していたのでこの説明でかなり気持ちが楽になりました。
息切れや胸の痛みに気を取られていましたが、乳がん術後一年検診で異常がなかったのでホッとしました。
器質化肺炎は再発しやすいので、今後風邪など引かないように体調管理をしっかりします。