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イベント情報

講演会報告

【あけぼの福岡】黒木祥司先生を囲んでの相談会

2019年10月29日 更新

日 時 10月14日(月)13:30~15:30
会 場 ふくふくプラザ・視聴覚室(福岡市中央区荒戸)
参加者 28名

 大規模な洪水被害をもたらした台風19号が過ぎた翌日〈被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます〉、黒木祥司先生(黒木クリニック院長)を囲んでの相談会が開かれました。
 早めに会場入りされた黒木先生より「乳がんの最新治療~新しい選択肢~」というテーマで、ホルモン陽性再発乳がん治療について、スライドを見ながらのお話がありました。
「ホルモン治療は抗がん剤に比べ副作用も少なく奏功期間が長く安価である」、「ホルモン感受性がある間はホルモン治療にできるだけ粘り、どうしても効かなくなったら抗がん剤へ」というキーポイントをはじめ、最近、ホルモン陽性再発乳がん治療に新しい選択肢(CDK4.6阻害剤・PARP阻害剤)が増えたという嬉しいニュースもあり、また今年中には、トリプルネガティブの新薬もでるとのことで、私たちがん患者にはますます力をもらえる情報でした。

 その後、黒木先生との相談会に移ると「相談ある人…」という問いかけに、この日を待ちに待っていたかのようにたくさん手が上がりました。
「全摘し、インプラントを入れたがリコールになり不安だ」⇒ザラザラしたインプラントでリンパ腫を起こす事があるが、日本では一例のみ。10月からツルツルしたタイプが使用できるようになった。
「ホルモン剤はどのくらい飲めばいいか」⇒ホルモン剤は長い目で見たほうがいい。
また、今の治療でいいのか?薬を変えたほうがいいか?痛みがあるが再発ではないか?主治医との関係について?など、公開セカンドオピニオンのような質問が次々に出され一言一句聞き逃さないように耳を傾けてメモをとる皆さんの姿が印象的でした。

 予定時間ギリギリまで小さな疑問から大きな悩みまで、簡潔にわかりやすく丁寧に説明してくださった黒木先生、本当にありがとうございました。会場を後にする皆さんの顔は、これからの治療に確信をもって臨める勇気をもらえたような力強い表情に変わっていました。                    (報告:福岡スタッフ 花田聡子)

<アンケート>
●再発治療中。治療薬も選択肢が増えていて、しっかり勉強して賢い患者にならねばとおもいました。どう生きたいか、どんな治療なら私にできるのか、薬効だけでなく、経済面も考えて選択しようと改めて思いました。
●主治医に聞けなかったことを丁寧に説明していただき、心配な気持ちが楽になりました。