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My Story

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脳転移が見つかり、ガンマナイフ照射を受ける
赤堀悦子【あけぼの静岡】

2021年01月30日更新

赤堀 悦子(58歳)乳ガン25年目です赤堀 悦子(58歳)乳ガン25年目です
(撮影:2020/11/24)

新年2021年、乳がんとの共生が四半世紀になりました。6年ほど前から転移性のがんの治療を継続中です(21年、乳がんと付き合うこと III)。さまざまな治療、抗がん剤を投与しています。副作用はもちろんのこと身体が慣れて耐性ができれば、薬を変えなければなりません。治療は延々と継続します。


▲そんな中、2020年10月中旬に脳転移が見つかりました。残念ながら、今の病院の脳神経外科では手術できない”播種性”の腫瘍の形態でした。長年にわたりお世話になっている主治医も看護の先生に連携サポートをお願いすることにしました。諦めてはいけないと、色々考えてもらい、転移性脳腫瘍の専門医に委ねることになりました。 


手術の方法は『ガンマナイフ』という放射線による照射です。主治医の紹介状で11月初旬に初診を受けて、翌週には入院治療とスピーディーな流れでした。播種性の腫瘍のため、ガンマナイフ1回のみの施術以外に10回の全脳照射も治療として課せられます。入院期間は17日間、ハードでパワーアップする治療スケジュールをお話したいと思います。

入院初日、翌日の準備でPET検査や健康状態をチェック。二日目本番、いよいよガンマナイフの照射、2時間強もかかったそうですが、私は全身麻酔だったので気づいた時はベッドの上でした。何の苦痛もなく、ただ空腹だった覚えがあります。

三日目から退院時までの治療は多忙なスケジュールです。
6時    放射線照射による炎症や浮腫みを抑えるための点滴投与(1時間半)
 
8時    温熱療法(50分)
 
9時    全脳放射線照射(10分)

10時  リハビリ(40分)作業療法士

13時  高気圧酸素療法(50分)医療用酸素カプセル

14時30分  リハビリ(40分)理学療法士

15時30分  ビタミン C を点滴投与(1時間20分)

一日の治療予定の合間に食事をとります。このスケジュールがほぼ毎日ですが、体調や治療回数により、お休みになる治療もあります。

院長先生のポジティブなアタックとスタッフの皆様すべてのマンパワーで、前向きな気持ちと、まだまだこれから生きていけるという実感を得ました。すべてがクリアになったわけではありません。脳全体に照射したので、今後の課題として後遺症が心配ですし、首から下の転移性癌の治療も並行して継続していかなければなりません。

脳に転移した場合、腫瘍の形態によって外科的治療で手術も可能でしょうが、播種性の場合、ガンマナイフ治療が注目すべき施術法です。しかし、全国でこの医療機器がある施設が50数ヶ所しかないという現状です。治療が受けられることに感謝して、月に一度は定期的検診で確認していきます。

医療は日々進歩しています。コロナ禍の中、ストレスにつぶされないように頑張りましょう。    

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