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巻頭記事

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油断大敵!自分の健康維持に卒業はなし!
      宮本絵実(あけぼの岡山代表)《2021年3月23日更新》

2021年03月23日 更新

青空に映える!後楽園の早咲き桜<br>撮影:宮本絵実(岡山) 2021/3/23青空に映える!後楽園の早咲き桜
ーー放射線治療の帰りにーー
撮影:宮本絵実(岡山) 2021/3/23
昨今のコロナ禍、数字に一喜一憂する日々ですが、皆様の治療や検診に滞りはありませんか? 
私の場合は?というと、2001年に左乳房に乳がんを罹患して以来、毎年フォローアップ検診を受ける度、何事もなくまた来年に!と言われていて、それが当たり前のことと過信していました。
ところが、あらま! この冬、右乳房に新たな乳がんが見つかったのです。
いつものように検診でマンモ、エコーと受けて行くと、エコーの先生がやけにしつこく検査されます。おや?と思っていたら主治医がとにかくこの場で組織を取りましょうと。結果は4ミリの極小なものですが、手術、放射線とバタバタと今日にいたっています。

20年ぶりに新鮮な患者となって、まず実感したのは、今回は自分の乳がん細胞情報をしっかり把握できる事です。ER, PR, HER2, Ki67 など、今では当たり前のことが、自分の数値として私には新鮮です。以前はセンチネルすらできなかった時代、今回はしっかり細胞写真までいただいてしげしげと眺めました。 放射線治療においても、以前は大きなプラネタリウムのような不気味な機械だったのに、今はピンクの大きなドーナツ型。ベッドがするすると吸い込まれ、ドーナツの輪が頭の上でぐるんごろんと回るのもまた新鮮! 手術痕も小さく腕も楽です。20年間で確実に医療現場は進歩しています。

でも、今回確信したのは、やはり早期発見が一番大事だということでした。
私は半年ほど前に、右乳頭の横に2.3回痒みを感じたのです。20年前に感じたかゆみとよく似ていました。 そして、2か月ほど前から口内炎が絶え間なくできて不快な日々でした。 
それなのに、検診の予約日を忘れていて、20年間何もなかったのだから今年はもう良いかな、そろそろ卒業かな?などと、不遜にも思ったりしていたのです。
でも、あの痒み、なんとなく感じる不調、それにあけぼの岡山の代表をしていて人に検診を勧めておきながらスルーするなんてカッコ悪いよ(笑)というストッパーが心の中で働いたのでした。
今回の体験は私にとって本当に有意義なものです。まさに、油断大敵!!!
つくづく自分の健康管理に卒業はないのだと実感しました。

私たちは自分の身体のかすかな異変を捉える力を備えなければいけない、そのための情報提供をしたいと、昨年アンケート調査にご協力いただきました。 
今年は皆さんに結果をご報告する予定です。
コロナが収まって、早く皆さまにお会いできるようになりますように!  宮本絵実 akebonookayama@yahoo.co.jp