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My Story

My Story

My Story(2016/8)、あれから5年、その後の経過報告(2)
廣瀬満重(東京在住・1961年生まれ)

2021年08月15日更新

ノウゼンカズラ(凌霄花)<br>  ――霄(そら)を凌(しの)ぐ花 <br> (高いところに攀じ登ることによる命名)<br>撮影:前田こずえ(東京)2021/8ノウゼンカズラ(凌霄花)
――霄(そら)を凌(しの)ぐ花
(高いところに攀じ登ることによる命名)
撮影:前田こずえ(東京)2021/8

2016年8月から2017年12月までの流れ
◆2015年2月カドサイラ(T-DM1)初回投与から約2年。カドサイラはずっと待ち望んだ抗HER2の新薬だったのと、最初の内は副作用もマイルドだったので、1つの薬としてはかなり長期間粘った(後半は吐き気に悩まされた。)。
2016年8月、My Story に続編を書いた時に受けていた治療は、3週に1度のカドサイラ点滴に加え、6週に1度のランマーク注射だった。ランマークは本来4週に1度の注射であるが、多発骨転移の状況を加味しながら、3週おきの通院で済むように(仕事を頻繁に休まずに済むように)、主治医の判断で6週に1度にして頂いていた。
◆2016年12月、CT検査の結果、両肺転移巣増大、腫瘍マーカー上昇が見られ、2017年1月、最初の通院日に、カドサイラは32回目(減量22回目)で打ち切りとなり、ジェムザール+ハーセプチンへと変更されることになった。これ以降の記録を見ると、およそ1年ごとに治療薬を替えながら今に至っている。

カドサイラ→ジェムザール+ハーセプチンへ変更
◆2017年1月25日にジェムザールとハーセプチン併用開始。ハーセプチン175回目(3倍量36回目)、ジェムザール1クール1回目。この後、12月に両肺転移巣増大、マーカー上昇を理由にジェムザール21クールで打ち止めとなった。月平均2回強、計28回も通院している。
本来ジェムザールは2投1休の治療スケジュールだが、2投目はほぼ毎回、好中球低値となり治療中止が続いた。その都度ジェムザール減量を繰り返し、規定量4割(6割減量)まで落としたものの、最終的に2投1休を断念せざるを得なかった。代わりに、規定量5割で1投1休、隔週通院、それが軌道に乗るまで4カ月半も費やしている。
それに伴い、本来は3週毎に投与するハーセプチンもイレギュラーにして、4週に1度、規定量の1割増(3倍量→3.3倍量)で投与している。これは通院頻度を増やさないための策。
同時に顎骨壊死の経過観察で口腔外科を定期的に受診しており、口蓋隆起炎症により顎骨壊死再発の恐れからランマークを休薬したり、心エコー、採血結果から心臓の不調が危惧され、(心毒性のある)ハーセプチンを中止したりする回があった。胸痛等の症状も頻繁に訴えており、痛み止め(ロキソニン)が手放せない状況のまま、それなりに苦労しながら、なんとか1年を繋いでいるが、これら以外に定期的なCT等の検査通院もあり、この年の通院は30日を超えている。
前述の2017年12月、両肺転移巣増大やマーカー上昇が確認された後、 2018年年明けから、ゼローダをハーセプチンとのペアで再トライすることになる。 ゼローダは、かつて2014年初頭に、タイケルブとタイアップして1週間ほど飲んだだけで副作用の酷さ(下痢と手足症候群)からギブアップしたのだったが、このまま使わないで終わるのはもったいない!という主治医の判断から、ハーセプチンとのペアでの再トライとなった。

瞑想ヨーガ指導者の資格取得、月一クラス開催に漕ぎつける
この間、プライベートでは関西在住の息子の大学留年が確定したり、実家で独居する母が左目黄斑前膜手術のため入院したり、自分の体調管理以外に家族の心配事も多かった。一方、2016年に半年かけて取得した瞑想ヨーガ指導者の資格を活かす機会を得られた。2017年11月には請われてお試しクラスを開催し、2018年から月に1度定期的な開催にこぎつける。再発がんと闘いながらも、資格を取り、人様にお教えするまで頑張った自分をこっそり褒めている。(以下次回へ)
――第1回目は【あけぼの会】HPの巻頭(2021/8/10)←クリックに掲載されています。

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