進行再発乳がんのアンケート調査にご協力ください！
――大野真司先生（相良病院院長/元・がん研有明病院副院長・乳腺センター長）より、【あけぼの会】に、アンケート調査の依頼メールが届きました。
世界全体で行っている進行再発乳がん患者さんを対象としたアンケートのご協力のお願いです。進行再発乳がん（ABC: Advanced Breast Cancer）の患者さんが、より良い医療を受けることが出来るようになることを目標に、各国の現状を調べ、これから10年間の対策を練り、実行していくためのアンケートです。
◆アンケート対象：進行再発乳がんを体験している患者さん
◆締め切り：7月31日
◆下をクリックすると直接アンケートへ移動します。
ABCグローバルアライアンス：患者経験アンケート調査 (office.com)
私が最も尊敬するポルトガルのカルドソ先生（Dr. Fatima Cardoso）らが中心となって、ABC グローバルアライアンスhttps://www.abcglobalalliance.org/が設立され、ABCの現状調査を基に2006-2015世界10年レポートGlobal Decade Reportが発表され、それから10年をかけて進行性乳がん患者のケアに変革をもたらす 10 の行動についてABC グローバルチャーターABC Global Charterの策定につながりました。
次のステップとして、チャーターの各目標に対する進捗状況を評価するために、医療者と患者を対象としたアンケートが実施され、その結果は来年のABC8において2016-2025世界10年レポート（Global Decade Report）として発表され、新たに、これから先の10年間（2026-2035）の目標を設定することになっています。
世界各国からの数が示されるため、世界の再発乳がん医療の発展に日本からの貢献も示すことが出来ればと願っております。進行再発乳がん患者さん、ご多忙とは存じますが、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
