All star 総出演――にぎやかな壇上<br>マイクを持って司会進行、佐古田先生です<br>(撮影:木村智子先生・あけぼの福島代表)All star 総出演――にぎやかな壇上
マイクを持って司会進行、佐古田先生です
(撮影:木村智子先生・あけぼの福島代表)
10/15(土)、晴天の神戸、参加総数170という大人数のおかげで大盛会の裡に終えました。9月に入っても数が100行くか行かない状況だったので案じていたのに、本番に強いあけぼの会、開けて見たら、この数、コロナ下を思えば立派。全国大会に相応しく、北は北海道から南は九州福岡まで、22の県から集合。みな「待ってました!」と言わんばかりに再会を喜ぶ人、勿論初めて参加の人も、場内一体となって、ワクワク感が溢れていました。

最初の私のご挨拶、前日から練習して、原稿もプリントアウトしてもらって、新幹線の中でもチラリ見たりして、今までにない緊張。(これは年齢のせいだと思う。今までは原稿なんか書いたことがない)それが何の具合か、前半の「会紹介のビデオ」という時に映らない、「ここでビデオ」という筋書きが狂ってしまって、内心パニック。落ち着け会長、パニックを見せてはならぬ。息をして、臨機応変に、映るまでの間、話を上手に続けたのでした。

予行演習では問題なかったのに、肝心の本番でおかしくなる、よくあること、機械まで緊張する?でも、こういうハプニングは聞いている人には息抜きになって案外いいでしょう、と思うので、私は困らなかったが、上映係りさんは慌てたでしょう、気の毒でした。

お二人の先生がたの講演もじかに聴くのが久しぶりなので、みなの熱意が満ちていた。
 福島の木村さんからのメール:「 タイムリーなリムパーザのお話も聴けて、個人的に気になっていた血液像のことを、先生に質問にも行けました」とあり、講演の内容がすぐ役に立つ患者にとっては100%の満足なので、よかった。木村さん(52)は乳がん卵巣がん、そして膵臓転移という難題をさらっとこなし、職場復帰している中学校の先生。

ただ先回も書いたが、二人の先生の話を休憩なしで続けて聴くのはかなりの重圧なので(治療中の人もいる)今後は間に休みを入れるか、別の何かを入れるか、課題だと思った。
 何でもそうだが、やればいいというものではない。聴いた人に何が残るか、なのだ。

休憩を入れて、パネルディスカッション、これは初めからわかっていたことだが船頭多くしての感あり、兵庫は顧問の先生がたが多くて、どの先生も会をこよなく支援してくださっているので総出演、残り時間が足りない中での開始で、司会の佐古田先生がプロの司会者並みに進めてくださりスムースに、私は長過ぎる話になったら切る(斬る)役目、何回か切ったので不消化だったが、会場からの発言もうまく取り交ぜて、まずは上出来だった。

最後は恒例の参加者県別紹介、来てくれた人が会場にいる事をみなに知ってもらう、あけぼの会が欠かさずにしていること。私がその昔、名古屋の会に一人で出かけたのに、誰にも東京から来たことを知ってもらえなかったので、その時の気持ちをみなには味わってもらいたくない、という動機で始めた。めいめいの存在を大事にしてあげたいのだ。

最後に大会の準備、当日のプレッシャーを越えて、つつがなく大成功に終えた兵庫の代表川野さん始めスタッフの皆さんに心からお礼を言います。ありがとう、ご苦労さんでした。akebonotokyo2020@gmail.com