初参加の人も長年サバイバーの人も寄り添いあって初参加の人も長年サバイバーの人も寄り添いあって日時:1月26日(日)12:00〜14:30
会場:彩懐石 東浦和高砂(東浦和駅徒歩4分)
参加:26名(菊池義公先生・ワット名誉会長、会員24名)  

 前日より心配していた雨・雪が降る事もなく、静かな休日に恒例の新年会が開催されました。 長年【あけぼの埼玉】を支えていただいている菊池義公先生とワット名誉会長(以下、ワットさん)と会員24名の参加でしたが、初めてのお店だったため、開始時間より少し遅れてのスタートになりました。   菊池先生からは、乳がんにも昨今さまざまな治療法があり、自由診療も多くなっている。治療の効果がなかなか出ないなど不安な状況に陥ると、何か解決策がないかとあらゆる治療を模索したくなるのが患者の心情で、自由診療を探る人がいる。効果が全くないわけではないが、多くの研究、臨床に基づいた治療は少ないように見受けられる。だから、ネット上の目を引くキーワードに惑わされず、きちんと勉強して正しい治療を受ける事が大切、というお話がありました。 
 乾杯の後は次々に出てくる美味しい懐石料理を楽しみながら、しばし歓談、お腹が満たされてきたところで、一人ずつ自己紹介の開始、まだ日が浅い人も、長い年月を経たサバイバーも初参加の人も、みなさん、生き生きと近況を話されていました。  
 最後にワットさんからで、会長を勇退されてからも、いつも乳がん患者のことを気にかけている、【あけぼの会】はとてもいい会だと信じている、全国的にいつも困っている患者に寄り添い、力になれる会として継承されることを望んでいる、とお話されました。また最近観られた映画「チャーチル」(英国元首相)より、リーダーのあるべき姿について学ぶことがあった、祖国のため、仲間のため自らも前線に出て戦ったチャーチル(元首相)の勇姿にご自身を擬え、同じ患者という立場から、これからも乳がん患者を守りゆくことが使命と感じておられると、楽しそうに話されました。とても頼りになる(80歳の)総司令官だと思いました。     (報告:あけぼの埼玉 副代表 大久保真弓 akebonosaitama.net@gmail.com    )                        

【参加者からの感想】
・ あけぼの埼玉に入会してよかった、皆さんと話せてよかった、やはり生の声を聞けることが大切ですね。
・ 菊池先生のお話を聞いて、怪しいと思いながらもついネット情報を見てしまうことがありますが、惑わされず、皆さんや先生のお話を聞こうと思いました。
・ ワットさんはまさに神!私が辛い時にどんなに励まされたことか、これからもよろしくお願いいたします。