「市民講座:がんになっても、自分らしく生きよう~元気な家族・仲間でいるために~」

主催:埼玉県立大学  後援:幸手市
日時:12月18日(月)13:30~15:30
会場:幸手保険福祉総合センター
参加者:61名(内看護師32名)

市民講座に、持田代表と会員の加納さんと坪田で、乳がんの啓発活動をしてきました。
① がん体験者が家族や友人に望むこと・・持田豊子代表
  体験談・・会員・加納悦子、坪田美保子
②がんにならないうちに話し合っておきたいこと・・加藤加澄緩和認定看護師
終了後、「みんなで話そう!サロン」が行われました。

持田代表の「賢い患者になるために」の話では、参加者の方が正しい知識を得る貴重な時間になっていただけたと思いました。
体験談では、加納さんから、検診・早期発見の大切さもお話されました。私は、乳がん告知を受けた前後の怯え切った心情、手術日、入院前後の本人の異常な状態に、同居家族や遠距離暮らしの子供、親しい友人の対応など、がんとの闘いなど、今だから話せる体験を、お話しました。会場では、身を乗り出して聞き入ってくださいました。
認定看護師さんからは、アドバンスケア・リビングウィルなど、聞きなれない言葉に、少し戸惑いを感じながら、勉強をしました。

サロンでは、私たちの体験談をもっと聞きたいと、いろいろ質問が出て、もう少し時間がほしいなどの、意見もありました。
娘さんが乳がんになった年配のご夫婦が親として娘の接し方に悩んでいるとか、自分のお母さんが乳がんになった15年前「手術すれば治るのでしょう」と簡単に言った言葉を、今でも後悔している話なども、出ていました。
この講座や体験を聴き、「今後家族として、優しく見守っていきたいとそれに気が付けた」などの意見もありました。
                                 (報告:坪田美保子 埼玉会員)

【参加者からの感想】
 検診の大切さに気が付きました。乳がんが身近に感じました。
 患者さんの生の声を聴けたことは、すごく勉強になりました、ありがとうございました。(看護学生)
実体験をお話いただき、たくさん気づかされました。「生きている」ことに目を向けられることの素晴らしさ、楽しみ楽することを意識して、慰め合うのではなく、励まし合う、居場所や生きがいを持ったあけぼの会の方たちの輝きに、感銘いたしました
診断されてからの方と接することが多いので、告知の体験など語りを聴けて良かった(看護師)
 病院では聞くことのできない本音や患者会の活動について知ることができ、今後の患者さんとのかかわりに活かせると思った(看護師)
体験談をお話ししました。体験談をお話ししました。