日時:12月4日(月) 9:30〜11:30
会場:浦和区役所保健センター 5階大会議室
参加者:41名(含教員1名)

さいたま市浦和区役所保健センターの依頼により、埼玉大学教育大学附属小学校のPTAを対象とした、生活習慣病予防普及啓発の講座の中の乳がん啓発活動のため、持田代表と大久保が講演してきました。

まず初めに、保健師さんよりメタボリックシンドローム予防の講義があり、BMIや適正体重の計算方法、摂取カロリーと運動についてなど、病気になりづらい体づくりについて学びました。
続いて保健師さんより、乳がんの自己触診についての講義があり、各テーブル毎に乳がん触診モデルを使った触診体験が行われました。

その後の30分間をあけぼの会でいただき、最初に「あけぼの埼玉」の活動紹介として以前放映された「NHKひるまえほっと」の映像を流し、続いて大久保の体験談、持田代表による「賢い患者になるために」と題した、乳がんの正しい知識についての講演を行いました。
時間は少々タイトでしたが、子育て世代のお母さん達に、誰にでも起こりうる乳がんという病気について意識していていただき、検診の必要性や治療について、こちらで伝えたかったことは充分に伝わったと思われます。

持田代表が最後に、「温泉で乳がん患者を見て、指をさし、「あの人おっぱいがないね」とか「胸にすごい傷があるね」などと、無邪気に子供が言った時、親はそこから目を外らすように慌てて、「見るんじゃないよ、見ないの」と、言う言葉に、傷つくことがあります。そのような時、子供にどう話すか、社会の中で患者や身障者に対しどう振る舞い、支えていくべきなのかを教えるチャンスとして、言葉がけを考えて欲しいと思います。」と話しました。参加者の皆さんも真剣に聞いていました。
      (報告: 大久保真弓 埼玉会員)
子育て世代のお母さん達に検診の必要性や治療についての話をしてきました。子育て世代のお母さん達に検診の必要性や治療についての話をしてきました。