日にち:9月9日(土)
会場:、全水道労働組合九州支部
参加者:15名(内 男性3名)

全水道労働組合九州支部・女性役員の学習会に招かれて、深野百合子代表、会員の熊本恵美子さん、田川羊子さんの3名で参加し、乳がん検診の重要性や体験をお話ししました。
この学習会は年1回開催されており、今年は、女性組合員が生き生きと働き続けるため「女性の健康」をテーマに、特に女性特有の疾病である乳がんについて、「乳がんとはどのような病気か、検診の重要性についてなど」を学びたいとの要請に応えたものです。
参加者は九州各県の代表の方15名(内男性3名)でした。   (報告:深野百合子代表)

【田川羊子さんの感想】
今回、若い方々の参加が多く、また男性の参加者もいらっしゃいました。
体験のお話しをしているあいだ、皆さんの真剣な思いが、私の胸にぐいぐいと入り込むのを感じました。
私達の話で検診やセルフチェックの重要性を身近に感じていただけるきっかけになれたのではと、手応えを感じました。
ABCEFのこうした活動は小さな一歩なのかもしれませんが、いずれは大きな成果として、たくさんの方々に乳がんの早期発見、早期治療の大切さを認識いただけるものと信じています。

【参加者のアンケートから】
●早期発見、早期治療がいかに大事かということ、男性でも乳がんになるという事に驚きました。
●早期発見できても治療は精神的にも身体的にも大変なのがわかりました。
普段から自分の体に気をかけて、異変があれば怖がらず、また面倒がらずに検診を受けることが大切だと感じました。
●昨年も一昨年も超音波検査で要精密の通知が来ているのにも関わらず、未だ他医療機関で二次検査に行っていません。
忙しくて予約できないというのは建前で実際は怖い、何かの間違いではと安易に考えていました。
皆さんのお話を聞き、がんは自分だけが不運ではなく、周囲の人まで巻き込んで悲しくさせるという事を実感しました。
今月、必ず予約します!
●実体験に基づいたお話ということで、心にぐっとくるものがあり、涙がこぼれました。
2年前、初めての人間ドッグを受けて、婦人科系で要精密となり、卵巣に少しだけ異常があり、定期的に経過観察をするよう言われていますが、いつのまにか病院に行くのをやめてしまっていました。
今日のお話を伺い、検診の大切さを再確認いたしました。
向かって左、熊本恵美子さん、隣、立って体験を語る田川羊子さん向かって左、熊本恵美子さん、隣、立って体験を語る田川羊子さん