山口県岩国市,我が家の裏の川が氾濫しそうです。(撮影:和崎美幸・山口2018/7/6)山口県岩国市,我が家の裏の川が氾濫しそうです。(撮影:和崎美幸・山口2018/7/6)西日本から東海地方にかけての豪雨とその爪あと、余りにも悲惨で言葉がありません。今も死亡の数字が増え続けるばかり。昨日まで元気で生きていた人たちなのに、瞬間の土砂に埋没か、濁流に押し流されて息が出来なくなる。何の予測もなしに命を奪われることこそ、悲劇ではないか、人の命の繊細さを思う。あけぼの会の会員の中にも被災した人はいなかっただろうか?全国の会員がそれを案じている。真夏日が続きそうなこれから、まずは水道水がいくらでも使えるようになってほしい。勿論、電気もだが。
写真は山口県の和崎さんに頼んで撮ってもらった(金曜日)。「自宅の裏を流れる川の濁流」というのだが、聞くだけで恐い話、氾濫はないの?彼女は昨日の日曜日はボランティアをしている。「今日は、浸水したお宅の汚泥掻き出しとゴミ集めをお手伝いしてきました。当たり前の普通の生活をを送ることができていることに感謝しながら、自分にできること、小さなことでもいいので、こつこつと積み重ねていきたいと思いました」人様の役に立てる喜び、羨ましい。東日本大震災を髣髴させる今回の異常な天災を恨めしく思う。
さて、あけぼの会創立40周年記念大会(左・お知らせ欄)、ビッグテーマは「私たちは何を変えたか?」この40年間にあけぼの会は「日本の乳がんの何かを変えたか、変えたとしたら、それは何?」となる。何だろう?それは患者が強く賢くなったこと。40年前、がん患者は自分のがんを認め、直面する強さを持っていただろうか?医師も説明を避けていた。だから曖昧模糊の世界、これが徐々に変わって行って、今や誰もが、がんを知りがんを語る。自分の問題として捉え、逃げたりしない。少なくてもあけぼの会の会員はみなこの通り。
医師とのコミュニケーションも数段の進歩ではないか?医師は恐るべき存在で、普通に会話が出来なかった時代があったことを思えば、今の患者はたくましく飛躍している。医師を恐れるより、仲良くなる努力をしている。これは患者の方からの働きかけしか期待できないことを知っている。ここが賢い。医師とけんか腰でいても病気を治す助けにならない。だけでなく、マイナスに働く。だからガマンしても仲良くしようとする。賢い戦法だ。まあ、もっと進んで、別の医師に鞍替えする人もいる。もっとすごい。賞賛したい。
と、いったようなことを自由闊達に講師の先生がたと話を展開していきたい。ただ、他にもヒントがあったら教えてほしい。私はどうしても一人で考えなければならない場面が多いので、思考の幅が狭いまま、だから皆さんのアイディアがほしい。大会場でこんなことをドクター達に聞いてほしいというリクエストを送って。何しろ、東西一の乳がん専門医が6人、お顔をそろえる一日なので、最高の成果を引き出したいと狙っている。  ワット  akebonok@d9.dion.ne.jp