橋渡智美(あけぼの岐阜代表)
e-mail : akebonogifu_net@yahoo.co.jp

日時:2025年2月22日(土)9:30~11:00  
参加:11名(会員10名、一般1名・当日入会されました)

・【あけぼの岐阜】は、H.P.を斬新なデザインにし、相談内容も入れて〈ハウス〉の申込みができるようにしました。
 その効果もあり、前回まではH.P.から申込する方が増えていました。昨年までは、新聞で、「ハウス」の案内をお知らせしていましたが、余り反響がありませんでした。特に若い方は新聞を取っていない人が多いのも、一つの原因だと思います。今回から新聞掲載依頼をやめようかと思いましたが、やはり、お願いする事にしました。

・当日は大雪情報もあり、積雪もあり悪天候でしが、新聞を見て参加した方が1名ありました。
 この方は、トリプルネガティブで、ステージⅣで、肝臓と骨に転移があり、手術出来ない方でした。
 EC治療が終わり、次の治療薬:
 【新薬:トロデルビ(サシツズマブコビデカン)―トリプルネガティブで手術不可能な方対象2024年9月承認】
 について、現在治療中の病院では、その新薬が受けられない事があり、相談に来られました。

参加者の感想
①2回目の参加でした。昨年8月に全摘手術をし、今はホルモン治療、抗がん剤を内服しながら予防治療をしています。幸い服薬での身体的副作用等は少なく、日常生活も支障なくできていますが、治療が落ち着いてきた今は精神面で躓く事が多く、例え家族や友人であっても乳がんではない人にいくら話しても理解してもらえない気がして、塞ぎがちでした。
・〈ハウス〉では当たり前のように乳がんの話ができて、サブタイプ等の違いはありますが、同じ経験をされた方々の貴重な話しを聞くことができ、また、自分の気持ちも分かってもらえて、安心して、いろんなことを話すことができました。再建についての情報も、とてもありがたいです。今後も参加していきたいです。
➁当日は朝から雪が降っていてとても寒い日でしたが初めての方もいらしており、始めは3つのグループに分かれてそれぞれお話しをしました。進めて行く内に隣のグループで話されていた初めての方が、私と同じトリプルネガティブタイプだったので、二つのテーブルを合わせて、一緒にお話しをしました。その方は副作用の事や、家族の事、どの抗がん剤を使うか、主治医に聞かれて困惑している事、セカンドオピニオンについてなど色々話して下さり、私は今新薬が使える病院を探していて今回ハウスに参加して他の会員から新薬(トロデルビ)を使っている病院を教えてもらうことができ、とても収穫のある会になりました。
・自分に重なる事や、自分が受けてきた治療の事など、私も話せる事がたくさんあったので、お伝えしました。同じサブタイプ、同じステージの方とお会いすることは殆どないので、知り合えてとても嬉しく感じました。

当日入会された方の感想
 〈ハウス〉の後、自分なりに考えてみたのですが、セカンドオピニオンで聞きたいと思う漠然とした不安を、私はまだ主治医の先生に話した事がなかった。まずは、先生に話して、先生のお話を聞いた上で、他の先生の話を聞いてみたいと思ったら、その時に考えてみようと今は思っています。
 いろいろ考えるきっかけを作ってくださり、ありがとうございました。

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