一言も聴き漏らすまい
勝俣先生、大人気!
(撮影:島崎亮子・スタッフ 2025/7/19 ) 

💛関東地方、猛暑寸前の昼日中、雨ニモマケズの精神で、17人もの人(元はと言えば、がん患者)が集まりました。敬服。もちろん、サラッと清々しいお顔で到着された講師の勝俣先生には大いなる敬意を表しました。みなさんエライ! 都合でプロジェクターが使えなかったので、どうしようとうろたえるところ、先生がQ&Aで行けますよ、と泰然自若。最初に先生をご紹介して、初めての試みだった正面に画面ナシ講演会が始まった。

💛案ずるより易し、次々と質問が飛び出して、答える先生は息つく暇もないほどの盛り上がり、みなが必死で先生の言葉を聞き漏らすまいと聴いている。難しい薬の名前などが出ると、再度一字ずつ言い直していただいて、書き留める。例えば、「デユロキセチン」一度聞いただけでは書けない。小刻みな講師と患者の応答が会全体の中身を深めた。先生も質問者にいちいち「質問ありがとうございます」と感謝の言葉を言われるので、恐縮。

💛日本にはアメリカなどと比べて、俄然数が少ない腫瘍内科医である先生は、何とか増えてほしいと願っているが、増えなくて、全国に1600人というのが現状、なぜだろう。がん拠点病院でも腫瘍内科医がいないところもあるという。今や、乳がんの新薬も続々と出て、チャレンジすれば患者のためになる領域なのに。長い間、外科医が手術も治療(薬)も全部独占していたので、その歴史が重すぎて破れない・・・というのが私の勘繰り。

先生のフェイスブックに掲載されました

💛3月から始めた東京講演会も、今回で4回終了、8月は再建のお話が予定されている。講師の先生方も高山先生(国立がんセンター)、片岡先生(がん研有明病院)、下井先生(国立がんセンター)、そして勝俣先生(日本医科大武蔵小杉病院)、こんな偉い先生方が来てくださっている。スタッフの鈴木さんは「毎回感じることは、来た人はとてもお得、ということです。著名なドクターとこんなにお近くで沢山お話ができて、質問に丁寧に答えてくださる、こんな機会が共有できるのは、47年間にわたり、会長が情熱を注いでくれたお陰です。とてもありがたい、みんな、もっと感じて欲しいです❗️

💛「私のおかげ」はともかく、先生方が引き受けてくださるのがありがたい。あけぼの会からの依頼なら受けようとされるのは、その信頼度だと思う。あけぼの会が、名もなく貧しく美しく、を通しているからだと思う。患者が患者のためになることをする会、それ以下でもそれ以上でもない会だからだと思う。

💛言い忘れましたが、勝俣先生のご著書「あなたと家族を守る がんと診断されたら最初に読む本」はとても分かりやすいタッチで書かれてあり「がんの入門書」として好評を得ています。Amazonでバンバン買えます。

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