6月28日(日)PM1:00~
参加15人(岐阜会員14人+愛知1人)ワットさん ギタリスト平岡さん 住職・志比道栄さん
本来ならば5月24日(日)でしたが、4月17日に岐阜県は緊急事態宣言が出されたので、その時点で中止せざるを得ないと心の中で思いました。岐阜市でクラスター感染が多かっただけに、【あけぼの会】のような患者の集まりで、コロナ感染は許されません。しかし、その1ヶ月後に宣言が解除され、東海3県の移動もOKになりました。
お寺の志比貴美子さん(住職の奥さん、賛同会員)から、吉祥寺は本堂80畳、2000㎡の広さがあり、「三密にはならないので是非」というお誘いがありました。1ヶ月延期して6月28日(日)の開催を検討して、スタッフと私で下見をした結果、緑の中で素晴らしかったので即、決めました。告知は【あけぼの会】本部と【あけぼの岐阜】のHPだけでした。
岐阜県は緊急事態宣言が解除され、移動もOKになったものの、職場が学校、医療関係、介護施設関係だと、職員は人の集まる所はNOで参加できません。会員の中にはこれに該当する人もいました。それでもお寺が安心できる環境だったので、開催に踏み切ったのが経緯です。しかしながら、東京のコロナは収まりません。ワットさんも最後の最後まで(前日の土曜日まで)新幹線の切符は購入しなかったと言っていました。「東京から私が行くと、誰も来ないんじゃない?」とも言われましたが、私は「こういう時期だからこそ、少人数かもしれないけど、岐阜に会いに来て下さい」とお願いしました。
吉祥寺のインスタグラムにもアップされています→https://www.instagram.com/chichibenten/
ご住職のお話のあとに、般若心経の心得と「がんのあと潔く生きる10か条」の5つ目「人のためになることをして」――この世に生まれてきて、何か人様のお役に立つようなことをしなければ申し訳ない――、とが共有の内容だったので、ワットさんが「恐れ多くもうれしかった」と言いました。また「生き惜しみなく、今日を生きる。一日一日を抱きしめるように大切にして」を貴美子さんが絵手紙にして、参加者全員におみやげに下さいました。
スタッフの感想:県外移動自粛が解除となり、本当に久しぶりの患者会の集い(つどい)でした。吉祥寺の住職のお話しは般若心経からの内容で、気持ちが整った感じがしました。ワット隆子さんは小人数の会員の為に岐阜まで来て下さり、それだけでもありがたいのに、楽しいお話しで私達にパワーを下さいました。いつもの最新治療のお話しも大事ですが、今回のような、優しい空気に包まれてホッとする集いも、とても良かったです。会場もとても換気が良い広い本堂で、消毒用品もたくさん置いてあり、みなさんが安心して参加できるような準備をしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。コロナの心配がなく、皆で集まれる日が待ち遠しいです。 橋渡智美 hashido@gifu.email.ne.jp
志比貴美子さんからのメッセージ・参加者の感想→あけぼの岐阜】懇話会at吉祥寺②