水面を真っ赤に染めて北国はもう紅葉!ー福原山荘(北海道河東郡)<br>撮影:久保怜子(帯広)2020/10/9水面を真っ赤に染めて北国はもう紅葉!ー*福原山荘(北海道河東郡)
撮影:久保怜子(帯広)2020/10/9
今までの薬、アロマターゼ阻害剤が効かなくなり「腫瘍マーカーが上がって2か所のリンパ節のがんも大きくなってきているので治療を変えます」と言われ、8月末からページニオ+フェソロデックスの治療になりました。ページニオの現れやすい副作用は下痢とその他の消化器症状だそうで、私も下痢に悩まされています。フェソロデックスは、左右のお尻に注射をしますが、経験した方に「とても痛い注射」と聞いていました。ベッドに横になると二人の看護師さんが来て「左右同時にしますね」と言って、カウントダウンしながら2分で終わりました。案じていたより痛くなく、ちょっと拍子抜けしましたが、ほっとしました。

そして思い出しました。昨年、86歳で亡くなった会員さんが「2回痛い思いをするのは嫌だから、看護師さん二人で一緒にして1回で済ませてほしい、とお願いしたいのよ」と笑顔で言っていたのを。病院では、その通りにして、その後も継続されていたのでした。「ありがとう!あなたのおかげで私も1回で済みました」と心の中でお礼を言いました。 他の病院では、一人の看護師さんが2回注射することが多いようです。私は1回で済んで本当に良かったので、患者の要望を伝えることも大切だと思いました。

1ヶ月経ち、治療が効いて、腫瘍マーカーが下がり、がんも小さくなってきました。下痢との付き合いかたも上手になり、下痢止めを飲むタイミングがわかってきました。 ただ、副作用が強すぎるので、先週1週間休薬、今週から減薬になりました。びっくりしたことは、カルチャーや自宅教室(パン作り)の時は、症状が少なく、しっかり講師ができていることです。好きなことに夢中になるのがいいのでしょう。

先月、あの元気印のTさんが亡くなりました。いつもにこにこして、「体調はどう?」と訊くと「元気!元気!」と答えてくれました。去年は、いで湯の旅、乳癌学会に参加し、その後名古屋の「あけぼの会全国大会」にもご主人と参加されました。ワット会長さんの大ファンで、会長さんを挟んでご主人と3人で撮った写真を嬉しそうに見せてくれました。この6月までスポーツクラブにも通っていたそうです。亡くなった時のお顔が笑顔だったそうです。会にも、大変お世話になったからと寄付をくださいました。1月に会ったのが最後で、新型ウィルスがなければ、もっと会えたのに残念でなりません。

恒例の‘新潟ピンクリボンホリデー‘はweb講演会になり、これから録画に行ってきます。 〈あけぼのハウス〉をこれからどうするか、スタッフ会議をすることになっています。リモートは苦手と言わず、取り入れて行かなければいけないですね。会長さんもウイルスに気をつけてお元気でいてください。kei-sucree@dream.ocn.ne.jp

福原山荘←クリック・・・毎年、9月中旬~10月中旬までの紅葉シーズン限定で公開される山荘です。8.5ヘクタールもの広大な敷地にはたくさんの木々が植樹されており、散策路沿いには滝や池などの庭園も作られています。今年は10月18日まで公開予定です。