10月27日(日) 13時~15時30分
会場: 北ビワコホテルグラツィエ 2階 
参加者  6名 (会員2名 一般3名 東出俊一先生)

 10月乳がん啓発月間に、治療中の若いママ同士で話しができる「がんと子育てCafé」を『ピンクリボン長浜』の中で開催させていただきました。

 参加者に、話したいこと。聞きたいことを3つずつ書いてもらい、ランダムに選んだ次の3つについて治療の話もしながら2時間半たっぷり話しました。

遺伝性の乳がん、心配なことはないですか? では、お一人がHBOCの検査を受け、陽性と出た場合、どうすることも出来ない事実をどう受け止めたらよいのか、、、子供たちにどう話せばよいのか、、、等の迷いがあると話されました。先生は迷われる気持ちはよくわかると思いを受け止め、検査内容や現状について話されました。診断された方は、乳がん、婦人科等について医療的にも精神的にもしっかりフォローしてもらっているので安心感がありますと話されました。検査のメリット、デメリットについて患者と医療者が一緒に話し、考えることができた貴重な時間となりました。
友だちにがんのことを話せますか? では、直ぐに話すことはできなかったけれど徐々に話せるようになった。殆ど話していない。等それぞれでした。今回初めて患者さん同士で心置きなく話されていて、ピアサポートの良さを実感されているようでした。
反抗期の子供への対応を教えてください。 では、唯一男性である先生が母親との関係を話してくださいました。また、先輩ママからはすごく苦労したけれど、今はちゃんとしている息子さんのことを話され、子育てに悩んでおられた若いママは少し安心されたようでした。

 他には○治療中、化粧やおしゃれでこうするとよかったなということはありますか ○病気の再発など先が不安なときの気持ちの切り替えは?等がありましたがタイムアップとなりました。

 乳がん治療を受ける側と治療する側が一つのテーブルを囲んで、気持ちや医療情報をキャッチボールできた有意義な集まりとなりました。最後に、先生から“またやりましょう”と提案してくださいましたので、次に繋げたいと思います。

同時間にJR長浜駅前で乳がんの啓発を行いました。こちらの参加者は会員7名と健康づくり財団の方1名でした。

             報告:あけぼの滋賀代表   菊井津多子     kikui@crux.ocn.ne.jp

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