女子高生のKさんからの依頼で実現しました。(写真提供:東京学芸大学付属高校)女子高生のKさんからの依頼で実現しました。(写真提供:東京学芸大学付属高校)2016年の秋、女子高生のKさん(2年生)からABCEFの依頼がありました。

「総合な学習の時間に、乳がん啓発(特に娘から母親へ)を個人の課題として勉強しています。
つきましては、乳がんに関する講習を行っていただきたい。
もしくは講習に関してアドバイスをお願いしたい」という内容でした。

現役の高校生からの依頼は初めてでしたので、都合の良い放課後に事務局に来てもらい(高校と事務局、じつは同じバス路線)、ワット会長が相談にのりました。

12月22日(木)2学期の終業式の午後、高校のインカフェ(交流の場)で、乳がんの知識を得たい生徒対象に講習を行うことになりました。当日は担当の先生と女子生徒15人が参加してくれました。

初めにKさんがパワーポイントを使って乳がんの説明。
続いて私が体験談と、事前に保健所から借りてもらっていたマンマモデルを使ってセルフチェックの説明。
参加者は初めて見るマンマモデルに目が点!最初はおそるおそる触りつつも、真剣に触診の方法やしこりの存在を確認しあいました。
短時間でしたが、生徒主導の実りある講習になりました。

最後に「自己検診の大切さと方法を覚えて、家に帰ったらお母さん・おばあちゃんにも教えてね。気になることがあったら乳腺科を受診して!」と、伝えました。   (報告:事務局ABCEF担当 島崎亮子)