直径18メートルの巨大花時計「ハナック」<br>(直径18メートルの巨大花時計「ハナック」
(北海道河東郡音更町)
撮影:久保怜子(北海道)2019/9/1
8月より家のリフォーム工事開始。お盆休みがあり、そこへ猛暑日が続き、一向に進みません。増税前には終えて、白物家電などを購入する計画が大幅にずれ込んでしまいました。9月になっても連日の暑さ。休憩ばかりの大工さんへ応援に冷やした梨の差し入れを。それにしても家の中を片付け始めると、出るわ出るわ、要らないもの。これからは本当に必要かどうかよく考えてから購入をと思っていたところ、家電好きの夫が、炊飯器、コーヒーメーカー、掃除機など買い始めて、8畳間に段ボールの山ができています、やれやれ。

せめて自分の机周りの片付けだけでも、と決めたのに広げては読み始めてしまう。そんな時、古い新聞のコラムに目が留まりました。「朝日新聞」(2019/6/9)に高校2年生の女子が書いたものです。
「がん患者の方は『仕事は無理せずに治療に専念して下さい』の言葉で特殊な世界へ振り分けられたと感じることがあるようだ。では、がんであることを公表した人にはどの様な声掛けをすればよいのだろうか。お年寄りの方が若者に席を譲られると疎外感を感じるように、多数派が善意でかけた言葉で少数派の人が傷つくことは決して少なくないのだ。気遣いの言葉が本当にその人をいたわることになっているのか、私達はよく考える必要がある」(引用おわり)
 このように若い世代が感じて、かける言葉にも気にかけてくれる、この小さなコラムを読んで、心が温かくなりました。昨今、若者の文字離れ、新聞離れが進み、スマホでニュースは見るからと30代の夫婦は新聞も取らなくなっている。古紙が邪魔になるからと嫌われているとも聞きます。しかし、朗報も。学校などで新聞を授業に取り入れて、文章力や作文のまとめ方の手本にしたり、子供達の興味のある記事を読んで、共感する意見を見つけて、自分の考えとの違いなどを話し合わせたりするそうです。うれしいことです。

足の手術後、だいぶスムーズに歩けるようになってきましたが、まだまだ階段の上り下りが怖くて、駅ではエレベーターやエスカレーターを探します。駅によってはホームの端っこに、とりあえず取り付けたという位置にあり、足の悪い人に何処まで歩かせるの?と言いたくなりますが、付いてるだけでもありがたいと思うべき?リハビリは3ヶ月で終了、今は「体幹バランストレーニング」という講座に通っています。体は年齢と共に「中心」から弱っていくと言われています。筋力・体力・免疫力の低下や、膝・腰・肩の違和感などは、体の軸である「体幹」の衰えによるところが大きいそうです。歪んでしまった骨格を本来の位置に戻し、インナーマッスルを強化することで、より正しい呼吸が出来るうようにする。無理な運動はまだ難しいですが、とりあえず疲れにくい体作りを目指して、しばらくは頑張って通ってみます。効果がありましたら、また皆さんに報告しますね~。  星野希代絵kyeko@seikox.co.jp 

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