「今、ワット隆子さんの「愛と勇気の玉手箱」という本を読んでいます。試験勉強の合間に、心のブレイクとして読んでいるんだけど、これがすごく効果的。私は病気じゃないけど、「毎日を大切に生きよう!」と、Positiveになれる。その中に「ワット流・がんのあとの生きかた 十か条」というのがありました。
一つ:開き直って生きる
二つ:今日を生きる
三つ:人生に借りを作らないような生きかたをする
四つ:目的を持って生きる
五つ:人のためになることをして
六つ:胸を張って生きる
七つ:ユーモア精神を忘れないで
八つ:整理整頓をして生きる
九つ:淡々と力まずに生きる
最後:人生の主導権は自分が持つ
ワットさんって、約30年前に乳がんになられた経験の持ち主、キャンサー・サバイバー。それから、ずっと患者会をされてきたのだそうです。ただひたすら、尊敬してしまいます」
暇に任せて、インターネット検索遊びをしていたら偶然行き当たった「Milkyの一人ごと」というHPからの抜粋です。昨年10月刊行以来、遅々として売れていない私の本ですが、中の名言が受験勉強中の若者にも少し影響を与えていたなんて、驚きですね、うれしいですね、ありがとう、Milkyさん。自分でも忘れていた10か条をおさらいしてみたら、今この中のどれにも反する生きかたをしている私、ちょっと恥ずかしい。10代の娘さんに喝を入れてもらった感あり。「目的を持って生きる」それが今ないんですね。
あけぼの会HP「お知らせ欄」にざざあっと「ワットさんのロンドン便り・UPしました」が並ぶのはまずい、トガシさん。私の家の庭ではないんだから、もっと他のお知らせも散りばめて。全国から情報、たとえば、九州大会の告知を再登場させるとか、愛知の支部長が「県がん対策推進計画委員会」の委員に選ばれて第一回会議に参加予定とか、秋田の佐藤さんからは県から表彰された名誉の報告が入っていたし、他にも全国的に10以上の県の支部長が同じ委員に選ばれているので、一覧表を作って発表して、と頼んでなかった? [→ ハイ、ジョジョニUPシテイキマス、トガシ]
あけぼのHPの土台はファイザー㈱が専門家に依頼してくれているので立派に出来ている。しかし、更新構成は私たちの手で随時出来るようにしてくれている。だから、どう作っていくかは私たちの芸術的センスと構成能力にかかっている。私にこれがない。
昨日ロンドンは終日9度、時に木枯らし、みなぶるぶる震えあがる一日だった。午後3時には陽が落ち始めて4時には暗くなる北欧、季節は完全に冬、ここは「ユーモア精神忘れずに、胸を張って生きる」しかないでしょうね、Milkyさん。窓の外の枯れ大木(樫の木?)を見て、今年もまたオーヘンリーの「最後の一葉」を思い出している。