💛16日朝、ベルギーへ、汽車で。ヨーロッパだが外国なので出国手続きが必要。欧州人は並ぶのが下手、全員が横列になったまま、だらだら移動、縦列がない。日本人のマナー習慣は世界に誇れます。2泊で第2の都市、アントワープを目指す。欧州の汽車の旅に憧れていたのに、とんでもない、前席との間が日本よりずっと狭くて、鼻が当たりそう。乗客は平気で大声で話すか、ケータイで話す。うるさい、発狂、ここでも日本のマナーを教えたい。
💛アントワープ中央駅(写真)こそ、びっくり物、これが駅?みなさん、ネットですぐ見て!荘厳で歴史的、みな四方を見上げて写真を撮っている。「世界で最も美しい駅の常連」だそう。そして、そこに「Le Royal café・カフェ」(写真)があって、この中がまたすごい。天井が無限に高くて、広くて、装飾が豪華。ロイヤルの名の通り、昔、王族の待合室だった。こんなところで、庶民がコーヒーを飲んでもいいのだろうか? お代は二人で8ユーロ弱。
💛ホテルにチェックイン。駅のインフォで聞いたら、「歩ける」と言うので、てくてく歩き始めたら、駅が長い(185m)、抜けるだけで足が痛くなった。(この夜、左足が吊って悲鳴、ロキソニンをのむ)息子に付き合うのはこれで最後にしたい。市中心部ぽい、いかにも観光客が食べそうなレストランのテントが並んでいる通りでfish スープと鱈フライを食べた。フライドポテトが何にでも必ず付いてきて、結構おいしい。それだけでも売っているし、歩きながら紙袋を抱えて食べている。聞けば、ここが発祥地だとか。アメリカではなかった。
💛翌日念願の二つの教会、ノートルダム大聖堂(聖母大聖堂)と聖カルロス教会へ。
前者はフランダースの犬で有名で日本人に大層人気だそう。後者は正面(ファサード)の装飾が有名、芸術的。両方にルーベンスのキリストや聖母マリアの力強い絵が沢山あって、見飽きない。私は、美術館は、すぐ気分が悪くなって長居が出来ないが、教会は閉塞感がないので大丈夫、ヨーロッパの教会を見るのが大好き。
💛アントワープで一番驚いたのは、歩行者通路(かなり広め)の半分が自転車とあの2輪車(立ち乗りボード)専用で、猛スピードで走っている。知らなかった私は何度も息子に引っぱられて命拾いした。自転車事故、ありうる。ここはダイヤモンドと正統派ユダヤ人の街と言われているが、ユダヤ人男性が多いのにも驚いた。ツバの広い黒い帽子をかぶり、上下真っ黒の衣装、ひげ、(ちょっと怖い)。女性、子供は頭に小さい丸い帽子をかぶっている。
💛18日、首都ブリュッセルへ、電車で30分。ここでも、前述のパオロが勧めてくれたfishスープ(魚の身は入ってない)とバケツに山盛りのムール貝を2回続けて食べた。息子は美味なるものが大好きで、食べるために生きている?と思ってしまう。50過ぎの息子との旅は「言う通りにする、腹を立てない、要らないことに口出ししない、Yes, Noをはっきり言う、さっさと寝る」この5原則厳守。スマホで何でも探してくれ、ホテルを間違えたり(同名だった)地下鉄を乗り違えたり、余分に歩かされたが、認定ツアーガイド、敬わねば。(ワット)