日 時: 2024年2月18日(日)13:30~15:00
会 場: 佐野市役所・市民活動スペース
参加者: 49名(会員11名・一般38名)
演題 ; 「乳がんを知って健康管理に役立てよう」
講師 ; 甲畑宏子先生・遺伝カウンセラー  
    (東京医科歯科大学 生命倫理研究センター/同大学病院 遺伝子診療科)

乳がん患者・患者の家族・血縁者・その他、関心のある方など、大勢の参加になりました。
 一般38名の内訳は、乳がん患者21名・乳がん患者でない人(患者家族を含む)14名、医療者1名、その他2名でした。
参加者全員に冊子「乳がんを知って健康管理に役立てよう」とアンケート用紙を配布し、先生には、それに沿った内容を、より具体的にわかりやすくお話ししていただきました。また質疑応答コーナーでは、事前に寄せられた質問の他、会場からの質問にも丁寧にお答えくださいました。
配布した冊子は、https://bit.ly/BCmaterialForFamilyです。遺伝学的検査を受ける際は遺伝情報を知ることで、自分にとってどのようなメリットがあるのか、事前に何を考えておかなければならないのか、など適切な情報を入手した上で検討することが大切と話されました。
会場には、佐野市健康増進課のご好意で、乳がん触診モデルを2台置いて、来場者が触ってしこりを体感することも出来ました。
終了後、40名の方からアンケートの回答がありました。
 その中で講演の満足度は、「満足32名、まあまあ満足8名」で、ほぼ全員が、参加して良かったと思っていただけたようでした。遺伝性の乳がんや遺伝子検査のお話しに関心を持たれた方が多かったようです。

栃木スタッフ群--平均年齢若そう!
後列左端:栗原・栃木代表 その隣:甲畑先生

参加者の感想
○人間ドッグを受けると必ず「血縁者にがん患者がいるか」と問われます。今回のお話で遺伝性について改めて考えるきっかけとなりました。
○家族にがん患者がいても、必ずしも自分もがんになるという心配はないことがわかり安心しました。でも検診は受け続けます。
○HBOC陽性とわかり、担当の先生から色々とお話しを聞きましたが難しくてよく理解できませんでした。今日のお話しを聞かせていただいて少しわかってきました。感謝です。
○先生の話し方がとても優しく、ちょっと怖いお話しも素直に頭の中に入り、がんばろうという気持ちが湧いてきました。ありがとうございました。

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