(報告:山下美幸・旭川在住)
日時:2024年11月30日(土)13:00~15:00
会場:フィール旭川 共用会議室
参加:16名(会員15名、一般1名)
▲北の大地 北海道は、厳しい冬の季節を迎えています。
旭川は、札幌からJRの特急で片道約1時間30分(運賃は往復で6,000円ほど)かかります。今年10月には、地元出身で、パリ五輪・やり投げ金メダリスト 北口榛花さんの凱旋パレードが行われ、明るい話題に包まれました。
▲この日は朝から雪の降り積もる中、札幌から4名の会員も参加してくださり、旭川の会員と一緒に相談・交流会を開催しました。
▲【あけぼの北海道・旭川】の会員は現在約20名、主に毎月第4土曜日に「あけぼのハウス」を開いています。その他、年1回、地元の北海道新聞社に「乳がん患者会『あけぼの会』」の記事を掲載していただき、一般の患者さんやご家族のために「相談・交流会」を開いています。
▲今回参加された一人の一般の患者さんは、局所再発・転移後に服用している分子標的薬「ベージニオ」の副作用が大変つらいとのお話しがあり、主治医との関わり方について悩まれているご様子でした。
▲もう一人、この日は参加されませんでしたが、「友達から患者会のことが新聞に出ていると教えてもらい、問い合わせました」と事前に電話を頂き、「手術後にホルモン療法を受けているが、手のしびれがとても辛い」と話され、「患者会があって心強いですね。今度ぜひ参加したいです」とおっしゃっていました。
▲相談・交流会の終了後は、会員だけで親睦会を行いました。関川(あけぼの北海道代表)から、今年行われた活動のお話があり、その後会員一人一人の近況報告、治療中の悩みや食事に関する情報交換など、みんなで有意義な時間を過ごすことができました。
▲今回は〈ハウス〉は、一般の方の参加が少なかったですが、コロナ禍以降ようやく開催できたことで、札幌と旭川の会員が対面で交流し親睦を深めることができ、改めて患者会の大切さを実感する一日となりました。
≪参加者の感想≫
・参加して皆さんの顔を見られ、お話もできて、元気をもらえました。
・皆様とのお喋りが楽しくて、癒しの時間でした。
・札幌から4人も来てくださり有り難かったです。今度、札幌の行事にもできる限り参加したいと思います。あけぼの会の集まりは、いつも心が和みます。
・一般の方の話を聞いて、大きな不安を抱えていると感じました。