今日も東京は朝から冷たい雨、外出自粛令ですっかり身体が固まってしまい、窒息寸前のところに、雨が追い討ちをかけた。コロナで死ななくても、他の理由で死んでもおかしくない。日本のみなさん、正気を保っていますか?「正気の沙汰じゃない」という言葉を思い浮かべていると、新聞に「今、焦眉の急は感染爆発阻止である」という文章が出てきた。知っていましたか?「焦眉の急」しょうびのきゅう。眉毛が焦げるほど近くまで火が迫っていること。語源は「切迫するとはどんな事だ?」との問いに対して、「火が眉を焼く時だ」と答えたという中国の禅問答故事による言葉、だそう。
こんな焦りをよそに、あの大統領はコロナウイルスの出所を問い質している。中国・武漢の海鮮市場から広まったという説に異議を唱え、本当はウイルス研究室から出たウイルスを意図的にばら撒いた、しかも、それをすぐ報告しないで、6日後だったかにWHOにした。この遅れが今の世界的蔓延の元凶だ、というのである。そこへ、テドロスWHO事務局長(エチオピア出身)が中国寄りで忖度した、と非難。エチオピアに対して、中国が支援をしているので甘くなった、というのだ。そして遂に短気爆発、アメリカはWHOへの拠出金をストップした。大人げない情けない。しかも、拠出金の復活はテドロス氏の辞任が条件だという。自分の初動操作の遅れを非難されても認めずに、自分が非難する先を見つけて、国民の目をそっちへ逸らそうとしている。
▼先週、みなさんに何かあったらメール送ってね、と書きましたが、早速群馬の高橋さんから。
昨年末にルミナールA の診断で、温存手術、放射線、ホルモン治療、皮下注射をしてきましたが、治療方針に納得がいかなくてセカンド、サードオピニオンもし、今の乳腺専門医に辿り着きました。幾度か皮膚に赤いものができたので、日帰りで取ってもらい病理へ。結果ルミナールBの診断。最初の病院で採ったものもここで再検査してもらったら、ルミナールB、皮膚転移、ビックリしました。それに合わせて、今月8日に初の抗がん剤治療スタートしました!1週間経ち、年末からの再発転移の判明、これから抗がん剤で生きていくのか、など思うと、まだ受け容れられません。今、コロナウィルスのこともあり、抗がん剤治療中に感染したらどうしよう、いろいろな不安が押し寄せてきます。→日本臨床腫瘍学会が「がん患者の感染リスクや治療の進め方」などをまとめたQ&A:https://www.jsmo.or.jp/general/coronavirus-information/qa.html
(高橋さん、ありがとう。あなたの決断と今の不安は説得力があります。また報告してね)
※富樫さんの蘭は、1週間ではツボミが開かなかったので、開いてから、またお見せします。 ワットtakakowatt@gmail.com