最近、「あけぼのハウスはいつ再開されますか?」との問合せが多くなりました。 先日は「授乳中に乳がんと言われ今から治療に入る、子供が成人するまでに絶対生きたい。元気に過ごされている体験者とお話がしたい」との切実な電話がありました。
各都道府県では、早く再開したいとの思いは強いのですが、現状では〈あけぼのハウス〉など、対面での活動再開はもう少し時間がかかりそうです。「行事予定」←クリック にて、確認をお願いします。
新型コロナウイルスの影響で、テレワークやオンライン授業、採用試験もネットで行うなど、急速にIT化が進んでいますね。テレビ番組もスタジオと自宅をオンラインで繋いだ放送が一般化し、当初感じていた違和感も少なくなりました。
【あけぼの会】も、今までのような集まりが難しい状況では、オンラインを活用した会員の交流会なども活動の一つとして検討していかなければと思っています。
先日、橋渡副会長(あけぼの岐阜代表)の提案で、スマートフォンでのオンライン会議を行いました(メンバー6名、LINEのグループビデオ電話を使用)。スイッチON!で簡単に会議がスタートできました。最初は、緊張と8カ月振りの再会で興奮気味、ワイワイ、ガヤガヤと話が聞き取れないこともありました。暫くすると落ち着き、話す人・質問する人のルールが出来て、30分ほど話し合いました。
メールや電話と違って、顔の表情が見られて、会って話しているような臨場感があります。少人数の交流会や会議には、最適のツールだと思いました。欠点は、通信状態が悪い時は、言葉が途切れたり、“へんな顔”の時にフリーズしてしまったりして大爆笑…これもご愛嬌?!
また、会員さん限定で「オンライン交流会(あけぼの神奈川)」を開催予定。一般の方も参加できる「公式LINEを使った情報発信(あけぼの山口)」を実行中のところもあり、それぞれ工夫を凝らした活動がスタートしています。
「ピンチをチャンスに!」といいますが、今までのスタイルで活動が出来ないピンチを、SNSなどを使い、チャンスに変える活動を模索中です。皆さんのアイディアをお寄せください。お待ちしています。
新型コロナウイルスで不安なときには、「自分を励ます言葉を持って欲しい」と、久保千春先生*は言われています。(*九州大学 総長、日本心療内科学会 理事長 5/22朝日新聞より)
私の自分を励ます言葉は、「逃げない、ぶれない、負けない!」(ワット隆子名誉会長の言葉)です。ともすれば「逃げたい、ぶれたい、負けたい!」自分を叱咤激励しています。 深野百合子