▼中日新聞岐阜支社報道部の記者、長屋文太さんから4月上旬に「コロナ禍の中、患者会はどのように活動されていますか?」という電話がありました。彼は岐阜支社に赴任したばかり。前任者には〈あけぼのハウス〉の告知依頼や会の活動を取材して頂いたり、お世話になっていました。長屋さんは【あけぼの会】や乳がんについては何も知らない様子で、 がんの再発・転移、標準治療、そして早期発見の大切さ、「正しい知識を持ち、賢い患者になりましょう」の意味、男性にも乳がんあり、等に対して「えっ、そうなんですか?初耳でびっくりです」というリアクションでした。
▼コロナパンデミックが、患者会活動に及ぼしている影響として、〈あけぼのハウス〉を 昨年12月以来、開催中止した事。参加申し込みがありながら、対面での〈ハウス〉は出来ないので苦渋の決断。乳がんになったばかりで悩みを聞いてほしい、などの電話相談も受けている。オンラインで名古屋の患者会に参加したけど、岐阜県の人はいなかった、など。
▼そして、コロナ禍での今後の活動予定と昨年の活動も話しました。
・6月26日(土)、初めてオンラインで〈あけぼのハウス〉開催、
・9月25日(土)、《ピンクリボン講演会2021》(【あけぼの岐阜】主催)の開催決定 。
●昨年6月に〈懇話会at吉祥寺〉を開催したことを話すと、「どうしてお寺で?」「乳がん患者と共に40年というテーマでお話しされたワット隆子さんはどういう方?」「【あけぼ の会】はそもそもワットさんが立上げた患者会で、全国組織なんですよ」と答えると、こ のお寺も取材したいという運びになりました。
▼新聞(←クリック)掲載の後、沢山の反響がありました。
・コロナでお会いできない中、会の紹介や橋渡さんのお話しも掲載されていて、とても嬉 しかったです。次回は9月開催予定とのこと、コロナの一日も早い終息を願います。
・抗がん剤を替えても肝機能に異常値が出てしまい、休薬することになりました。岐阜にこんなお寺があるのを知らなかったです。再発しないように絵馬書きしたいと思います。
・コロナ下で、乳がん検診の啓発活動が出来ない中、このような記事、嬉しく思いました 。記事を見たかたが乳がん検診をうけるキッカケになれば、又不安を抱えた患者が多くいる中で、【あけぼの岐阜】や吉祥寺のような心のよりどころがある事を知って救われる方がきっといるはずです。
▼最後に吉祥寺住職の奥様、志比貴美子さんからのコメントです。
ーー新聞掲載後、乳がん治療中や、その家族の方のお参りが10件程ありました。不安な気持ちを和らげ、祈り(願い)の場としてのお寺を再認識しました。【あけぼの岐阜】のリーフレットを置いてあり、「心に寄り添ってもらえる患者会です、どうか一人で悩まないで下さい」と紹介させていただいています。hashido@gifu.email.ne.jp
みなさんの心のよりどころになるような、あたたかい患者会でありたいですね(和崎)