――大空に向かって、元気よく咲くカシワバアジサイ<br> (柏葉紫陽花:柏のような葉に白くボリューム感のある美しい花が印象的)<br>撮影:佐々木三千代(山口)2021/5/31――大空に向かって、元気よく咲くカシワバアジサイ
(柏葉紫陽花:柏のような葉に白く
ボリューム感のある美しい花が印象的)
撮影:佐々木三千代(山口)2021/5/31
あけぼの山口】では、こんな時勢ですので、2020年10月からZoomで〈あけぼのハウス〉を月3回開催しています。 第1日曜日の午後2時〜、第3日曜日の午後8時〜、第4水曜日の午後2時〜と、みなさんがなるべく都合のいい時を選択できるように日時設定しています。毎回平均4〜5名の参加があります。フルタイムで働く私にとって月3回の開催はしんどく感じるときもありますが、参加してくれた皆さんが「話を聴いてもらえる場所があってよかった」「また来ます!」と笑顔で言ってくれると疲れも吹き飛び、私も元気をもらっています。

オンラインハウスは効率的でいいのですが、「画面に向かって話すのが苦手、緊張します」という声もあります。緊張をほぐしてもらう一つの方法として司会の私は、歓迎の気持ちを全身で表わすように心がけています。うわべだけのポーズではなく、しっかりと話を聴き、共感し、寄り添う気持ちを忘れないように・・・

また、2019年4月からは公式LINEを使って情報発信をしています。発信の内容は、【あけぼの会】HPや〈ハウス〉を含む各種イベントのお知らせ、がんに関する新聞記事や書籍の紹介、会員さんから送られてきた写真などで、最近では、「コロナウイルスワクチン接種、○○市では基礎疾患のある方の受付が始まりました!」などの情報もいち早くお知らせしています。一対一でコメントをやり取りできる点が好評で、悩み相談なども増えてきています。開設してよかったし、私自身も楽しみながら発信をしています。

これから、患者会の活動も様変わりしていく予感がします。講演会は対面とオンラインのハイブリッド開催が当たり前になるかもしれません。対面の〈あけぼのハウス〉は、県内で細かくエリアを分けて三密回避で開催、という工夫も必要です。勿論、従来の電話や手紙でのコミュニケーションも大事にしていかなければと思っています。

去る6/6(日)、第18回目の〈オンラインハウス〉を開催したのですが、その時、「コロナが収束したら何が一番したい?」という質問に、参加者3人全員が口を揃えて「講演会!」と叫びました。これはおそらく、全国の会員、患者さん、みんなの願い、一日も早くそんな日が来ることを一緒に願いましょう❤️    akebono.yamaguchi@gmail.com