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 感染者数が一向に減らないコロナ禍で、「乳がんと診断された方、そして再発と診断された会員さんはどうしていらっしゃるだろう」と思いを巡らしていた中、去る2月15日に代表者・スタッフ会議がオンラインで開催されました。 全国21道府県の代表全員と副代表8名、計30名が出席、一つの画面では収まり切らない人数は圧巻でした。コロナ前までは年1回の全国大会が開催され、その翌日に代表者会議をする流れでしたが、コロナ禍で大会もできなくなると、本部はいち早くオンラインによる会議を始めました。
 ワンクリックで会議の画面に接続でき、北海道から九州まで一瞬でつながる便利で何より安全、今では年に数回集い、意見を出し合い、有意義な代表者の集いになってきています。これはコロナ禍だから出来た大きな成果だと思います。
 
 今回の会議では、コロナ禍でがん検診受診率が落ちている現状に、【あけぼの会】としてチラシを作成して、全国一斉に乳がん啓発に取り組むことが決まりました。写真のようなチラシを全国の病院や市町の行政窓口や図書館、ショッピングセンター、郵便局等、人目に付くところに設置する予定です。
 ”乳がんから命を守りたい”という私たち体験者の願いを多くの方に届け、がん検診受診という行動に移してほしい。そして、日ごろから自分の乳房を意識する〘ブレスト・アウェアネス〙という考え方を広めたいと思っています。

 コロナ禍だから啓発できないではなく、コロナ禍でもできる啓発を進める。対面のサポートが出来ないのならオンラインのサポートを進める。そんな方向性が今回の集いから見えてきました。 これは深野会長がオンラインの代表者会議をいち早く導入し、又、ホスト役の山口の和崎代表がテスト接続をする等、丁寧に対応してくれたお蔭で、誰もが「私にもできる」とオンラインの良さを実感出来たからだと思います。滋賀でもオンラインのつながりも持ちたいと思っています。  kikui@crux.ocn.ne.jp

 

●あけぼの会啓発チラシ自己検診002