<span style="color: #ff00ff;">めいめい自己紹介もなかなかのStory!<br>話すことは自分のためにもいいことです。<br>(2022/4/2 三軒茶屋しゃれなあど)</span>めいめい自己紹介もなかなかのStory!
話すことは自分のためにもいいことです。
(2022/4/2 三軒茶屋しゃれなあど)

冬に逆戻りしたような寒い日、コロナも減る予定が反対に増えている日でしたが、なんのその計12人が集結、内2人は初参加、3人は2回目という新年度に相応しい新鮮ムードの中で始まりました。高齢者は私とあとお一人だけ、オールヤング!若いってイイ!熱気が違う。

1.オンコタイプDXとは
・乳がん手術後の再発の可能性と化学療法(抗がん剤治療)の効果の程度を調べる検査で10年以内に再発する確率(リスク)を数値に表す検査。従来、再発の可能性はリンパ節に転移があるかどうか、がんの性格(ホルモン受容体、悪性度、HER2の状態)、がんの大きさなどで判断されていたが、オンコタイプDX検査を加えることでより正確な情報を得ることができ、また数値で示すので、個々の患者ごと、より適した治療選択が出来るので患者も納得しやすい。

2.何を調べるのか
・手術時に切除した乳がん組織のホルマリン固定標本を用いて21の遺伝子を測定する。

3.誰でも受けられるのか
・ER(ホルモン受容体)陽性、HER2陰性タイプの人が対象になる

4.費用は?保険適用は?
・アメリカでは既に保険適用になっていて、日本でも昨年12/1付けで適用の予定だったのが、諸事情で留保されたままになっている。よって自費診療なので高額40万円以上かかるところ、現在、一定の条件に合う患者には検査を無償提供している。

5.検査日数は?
・アメリカに送って検査をするので、3週間前後はかかる。

6. オンコタイプDXのメリット
化学療法が必要と言われた患者がオンコタイプDX検査で化学療法が不要と判断されれば
①化学療法による副作用が皆無なので、患者の負担が減りQOLの向上がある。
②高額な抗がん剤を使わないことで経済的節約になり保険診療に貢献する。
③挙児希望の人にとって、化学療法を避けることで、術後の妊娠が問題なく可能になる。
④抗がん剤に対する恐怖心で絶対拒否して民間療法などに走っていた人に科学的根拠を示すことができる。

 

――最後にある会員からの声:この検査結果「再発の可能性が高い」と出たのでショックだったが、必要な治療と納得したので、抗がん剤の副作用にも積極的に耐える気になった。

――オンコタイプDXを含めた乳がん治療について、講師が無料で出向いてくれるそうです。県の代表さん、本部に連絡してください。     akebonotokyo2020@gmail.com 

――これからも「患者は学ぶ」シリーズを通して、乳がんの基礎から勉強できるようなカリキュラムを作って続けていきたいと考えています。ご希望があれば教えてください。

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