あけぼの滋賀軍団の勇ましい写真<br> 「中日新聞」(2022/5/11)あけぼの滋賀軍団の勇ましい写真
「中日新聞」(2022/5/11)

コロナ禍での行動制限が緩和された今年「母の日キャンペーン」を行いました。五月晴れにピンクのジャンバーは良く映えて、私たちの思い《お母さん、乳がんで死なないで》をテレビや新聞記事を通して、より多くの方に届けることができました。
滋賀は「びわ湖乳がん啓発ウォーク2022」の第1回として行いました。集合していると、「乳がんの自己触診の方法を書いたものはありませんか」と声をかける方があって順調な滑り出し。《乳がんから命を守ろう》の横断幕を先頭に、41歳から91歳の年の差50歳の会員有志18名が琵琶湖に向かって下り、湖岸を進み、滋賀県立びわ湖ホールまでウォークしました。

 

❤ショッキングピンクの一行団体は多くの人の目にバッチリ留まったと思います。今回の啓発には大津市の「デモ行進集団示威運動許可」が必要で、警察官二人が行進の前後に付きました。初めての経験で緊張しましたが、道路や京阪石坂線を渡る際に安全を確保して下さり、安心して行進することができました。
若い女性警察官から「検診は40歳からですか?」と質問されました。[ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)]のことや40歳から受けられる対策型検診についてお話ししました。

 

おしまいは湖岸のレストランで皆さんとお茶、ゆったりと楽しい時間を過ごしました。最高齢のIさんは「最後まで歩けるか心配でしたが、皆さんと最後まで一緒に歩けて、その上、啓発活動まで出来て、思い切って参加して良かったです」と言われていました。また、今回初参加の市立長浜病院がん専門看護師で遺伝子診断のカウンセラーの方に、気になっていることや不安なことを質問して‘にわか相談会’のような場面もありました。

 

既に第2回は長浜市、第3回は甲賀市と決まっています。でも、ただただ、“がん検診を受けましょう”、“乳がんを早期に発見しましょう”の連呼ではなく、「自分の乳房を意識する生活習慣を身につけて、乳がんからあなたの大切な命を守ってください」というメッセージを届け続けたいと、みなで確認し合ってお別れしました。 kikui@crux.ocn.ne.jp