ドーンセンターのセミナー室<br>大学生が授業受けているみたい<br>(2023/1/22)ドーンセンターのセミナー室
大学生が授業受けているみたい
(2023/1/22)
「コロナ禍での乳がん治療について」

 

日時: 1 月 22 日(日) 13:30~16:00 
会場:ドーンセンター5 階 セミナー室 1
参加: 32 名 (あけぼの大阪 14 、 奈良 3 、ぎんなんの会 14 、 一般 1 名)

 今回の勉強会は、あけぼの奈良、あけぼの大阪、大阪公立病院・院内患者会〈ぎんなんの会〉の三者合同での開催となりました。というのも、大阪公立病院におられた高島 勉先生が、昨年10月から奈良県西和医療センターに新たに開設された乳腺外科に部長として赴任されたので、〈ぎんなんの会〉の辻 恵美子さんから「高島先生に協力して頂いて、奈良と大阪と合同で何かやれるといいね」との提案があり、神戸の全国大会で、ワット会長にお話ししたら「やってみたら」との即答で、前向きに進めて、実現に至りました。

 全国大会の頃は、大阪のコロナ感染者数は増加傾向にあり、年明けに開催できるかどうか不安の方が大きくのしかかっていました。当時の状況から、勉強会という形で、まず第一回目は大阪で開催と決まりました。勉強会の内容については、事前の打ち合わせで、やはり、コロナが頭から離れないので「コロナ禍での乳がん治療について」をテーマにお願いすることに致しました。厳しい寒さの中、計32名、キャンセルはなく、申し込まれた方は全員参加でした。

 初めにコロナ感染状況についてのお話があり、3年前から現在までの感染者数のグラフでは、最初はまだ感染者は数百人程度だったことを思い出しました。しかし、ワクチンも治療薬もなく、何もわからず、毎日の感染者数を聞くたび、不安で一杯だった事も思い出しました。

 みなさんもご存じのように、最近、新型コロナの感染症法上の位置付けが「2類相当」から「5類」に引き下げる方針が表明され、マスクの着用も緩和、個人の判断に委ねられる模様です。「5類」になると、何の規制もなく過ごすようになるのではと、一抹の不安が残ります。

 お話を直接お聞きすると、ただ不安になっていたのが「あっ、そういう事だったのか」と納得できました。また、会場の質問で多かったのが「コロナワクチンをどうしても受けないといけないか、受けるとしたら、いつがいいか」。ワクチン接種のタイミングについてでした。

 今回、〈ぎんなんの会〉のお声で、他の患者会との交流という新たな刺激を受け、とてもいい経験になったと感じています。次回は奈良で開催予定です。これからも皆さんと協力しながら、合同勉強会を続けていきたいと思います。辻さん、ありがとうございました。

 

 

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