事務局スタッフの渡辺智恵子さんの手術後の記録です                           

2002年11月、右乳がん温存手術。
その後放射線治療25回とホルモン剤治療としてゾラデックス3年・同時にノルバデックス5年の服用予定となり、主治医からノルバデックス服用は一般の人より子宮体がんになる確率が高いので婦人科の検診を定期的に受けるようにといわれ、それまで院内の婦人科で1年に1回子宮頚がん検査を受けていましたが、半年ごと(4月と10月)に子宮体がん・頚がんの検査を受けることにしました。

ホルモン剤服用5年が終わるころ、10年服用したほうが効果があるという話を聞き、主治医に相談、そう言われ始めているとのことで、お願いして続けることにしました。

2002.11 ノルバデックス・ゾラデックス注射開始(ゾラデックスは2005.7まで)

2006.3  少量出血。婦人科受診。ノルバデックスを飲んでいると、何でもなくても出血することがあるとのこと。以降少量の 出血たびたびあったが婦人検診では異常なし。
10  アリミデックスに変更(血液検査で閉経と診断)
12~ しばらく治まっていた出血が少量、たびたびあり。

2007.1  乳腺主治医に他院の婦人科を紹介してもらい受診。体がん検査異常なし。
4  多量の出血あり、紹介してもらった婦人科再受診 体がん・頚がん・内膜組織の検査。体がん・頚がんはなかったが、経過観察が必要な細胞がある。 血液検査で女性ホルモン値が閉経を示していないといわれる。
5  MRI検査で子宮腺筋症、左卵巣内膜症性嚢胞、体がんも否定できない部分あり
6  ノルバデックスに戻る(血液検査で閉経になっていなかった為)
10  多量の出血続く為、細胞診・組織診、結果詳しい検査の必要あり
11 子宮内膜全面そう把手術。ポリープあり。体がんはないが疑わしい細胞あり

2008.4と10  2回とも体がん・頚がんの検査、要経過観察
2007.12~2009.3 体がん・頚がんの定期検査日以外にも多量の出血があった時受診     

2009.4 体がんの検査、前回より疑わしい細胞あり。以後も出血あり
6 子宮内膜全面そう把手術。体がんはないが子宮内膜肥厚・細胞診異常、前回よりさらに疑わしい
6 そう把手術の結果を受け、ノルバデックス服用中止。
 ホルモン剤服用合計6年7カ月(ノルバデックス4年・アリミデックス7カ月・ノルバデックス2年)
7 婦人科医にこのまま観察を続けても悪くなるだけと、子宮摘出の手術を勧められる。
8 子宮全摘手術・両側付属器切除手術。結果、悪性所見は認められず。
 しかし適切に治療しないとがんに進行する可能性がある子宮内膜異型増殖症あり。

その後無事卒業、現在に至る。
主治医の警告通り、ノルバデックス服用で子宮全摘に至ったか定かではありませんが、無関係かというと、そうとも言えないのではと疑っています。

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