日にち: 7月28日(金)
会場: 文京シビックセンター5F会議室(東京都文京区)
参加: 8名
 
かねてより知り合いの日本経済大学の教授、後藤俊夫氏が主催する「事例研究会」より依頼を受け、月例会にて講演を行いました。「事例研究会」の月例会ではさまざまな分野の先行事例を聞き、討議するという形式です。

金曜仕事帰りの遅い時間(18:45)のスタートでしたが、1時間以上の時間をいただきました。
スライドを用いて、前半は自身の闘病体験とそれを通して考えた治療、検診、心のケア、がんと就労などについてお話しし、後半は「あけぼの埼玉」での啓発活動について写真を交えて紹介しました。
参加者は主に会員で、当日は8名と少数ではありましたが、在宅診療医、薬剤師、医療関連サービス業など関心の深い人が集まってくれました。また、会員の安田則子さんも参加してくれました。

乳がんの標準治療の重要性について、日本人に多い高濃度乳腺の人に対する検診のあり方、患者のメンタル面について(自分の経験に基づき、どういう場面でどういうサポートを必要としているかなど)、また仕事と治療を両立していくにはどうすればいいかなど、自分の考えをお話しし、討議に移りました。

標準治療や検診の問題は皆が課題と感じていて、積極的に意見交換が交わされ、また患者のメンタル面でのサポートについても、患者会の必要性を理解していただけました。
安田さんからも再発治療にどのくらい高額な医療費がかかるかお話してもらい、考えていただく機会を得ました。
私自身医療関係の方々から得る情報も多く大変勉強になりました。
今後もこのような機会がありましたら、お話をさせていただきたいと思います。   (報告 : 埼玉会員・大久保真弓)安田則子さん安田則子さん
大久保真弓さん大久保真弓さん

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