10月18日(火)県立栃尾高校にて、来年度から本格的に行われる小学校、中学校、高校でのがん教育を前にモデル授業が行われました。
2年生を対象とした保健体育の授業の中にがんを理解してもらうための内容を取り入れるというものです。
私は、外部講師という立場で、体験談を30分お話させていただきました。
3時限めの保健体育の先生の授業を見学させていただき、4時限めに3クラス約100名の生徒さんを前にお話させていただきました。
授業では、日本では検診率が低いけれど、どうしたらもっと上げることができるか、がん患者を社会でサポートするにはどうしたらよいか、などグループで話し合われました。
検診については、おまけをつけて受けてもらうようにするなど若者らしい意見や会社全体で検診の日を決め、必ず全員受けるなどよい意見が出ました。
がん患者のサポートは、会社の休みを取りやすくするなどの意見も出て、みんなでしっかり考えてくれている様子がわかりました。
私の話も皆さんが静かにメモを取りながら、聞いてくださる態度にたへん感心いたしました。
私が中学、高校生の頃、外見が変わってしまう乳がんにだけはなりたくなかったことや告知された時は、命が助かるなら、手術を受けようと思ったことをお話しました。
治療のことや再発しても、がんと共存しながら生きていることをお話しました。
ピンクライトアップと3つの祈り、しこりを見つけたら、どこを受診するかなど、クイズ形式でお伝えしました。
生徒さんがどのような感想を持たれたのか、お聞きしたいと思っています。 (代表:内藤桂子)