報告:星野希代絵・あけぼの静岡代表
あけぼの静岡では、2008年、地域の中学校のPTAからの依頼を受けて、ABCEF活動が始まりました。その後、静岡市内の看護専門学校で、定期的に授業の中で取り上げてもらっていて、会の活動について、早期発見の大切さ, 自分の乳がん体験などを話しています。
また、がん予防講演会、市民健康講座などに参加して、乳房モデルを使っての自己触診の説明、マンモグラフィ検診・エコー検査などへの積極的参加を呼び掛けています。
2015年からは「がん教育」のモデル高校でも活動しています。2015年10月には県立袋井高校の2年生を対象に、患者からのメッセージとして、がん発見時の様子、手術と抗がん剤治療、患者会との出会い、患者会の活動などについて話しました。生徒からは「がんの話を聞いて、改めて、がんは怖いものだと感じた。それと同時に、がんになっても希望を捨ててはいけないと思った。がんになって、今までは当たり前だった普段の生活に感謝したり、人生をより良くするために、努力を惜しまなくなったりすると思う。今は何もかも出来る状況に感謝しながら生活していきたい」という感想をもらいました。