報告:事務局ABCEF担当・島崎亮子

去る9月25日(木)、伊藤ハム㈱人事総務部東京人事総務室からの依頼で、研修会に招かれて行ってきました。私一人でしたが、ABCEF(あけぼの乳がん教育軍団)の出動でした。対象は伊藤ハム㈱東京事務所の女性社員で、テーマが「女性の健康とワーク・ライフ・バランスを考える」。そこで、私自身の乳がん(克服)体験談を話しました。

当日は1人でも多くの女性社員が参加できるよう、午前1回、午後2回と3回に分けてスケジュールが組まれました。毎回50人前後の参加があり、乳がんは女性に多い病気の一つとして関心の高さが伺えました。体験談のほかに自己検診の重要性、その方法、定期的な検査(マンモグラフィー)の必要性などを話しました。会場にマンマモデルが用意されていたので、全員に触れてもらい自己検診の仕方を再確認してもらいました。

「体験談を聞け、具体的なイメージが湧いた」「検診に行くきっかけになった」「自分の身体をきちんと見直す良い機会になった」「触診モデルが分かりやすかった」など、前向きなコメントが寄せられました。

女性が大いに活躍するために、企業の安全衛生担当のかたが、社員の心身の健康を、社としてサポートしようとする姿勢がとても心強い!「乳がんで命をなくすことがないように」のメッセージを送り続けているあけぼの会にとっても、今回のような啓発の場を設けてくださったことに感謝いたします。