日 時:4月28日(火)10:40~12:10
会 場:埼玉医科大学
対 象:看護学部87名、教員2名
テーマ:「病むことの心理」
埼玉医科大学、大賀先生からの依頼で、今年度も乳がんの体験や患者の思いをお話ししました。今年度も、あけぼの埼玉会長・前代表の持田豊子さんと2人で下記②の部分で話をしました。
授業は次のような形式です。
①事前にグループごとに乳がんについて
②乳がん体験者から話を聴く。
③②を聴いたうえで、グループごとにまとめ感想を発表。
私はあけぼの会の紹介とあけぼの埼玉の活動紹介。その後自分の乳がん体験を通して検診の大切さ、標準治療の意味を伝えました。続いて再発・転移治療のこと、最近の患者さんの電話相談例から、医療従事者へ望むことなどお話ししました。最後に、よりよい治療を受けるための主治医や医療従事者、患者会との関わり合い方、周囲の方へ望むことなどをお話ししました。
持田さんからは、患者から医療従事者に希望する事、ヘルスリテラシー、ご自身の罹患体験と遺伝子検査のこと、乳がんになった時の家族の支えについて等お話しいただきました。
講演後の質疑応答では、多くの質問や感想をいただきました。質問は、後日にも先生から送付いただいた学生さんの資料とともにたくさんいただき、メールで回答いたしました。
(報告:あけぼの埼玉 代表 大久保 真弓)
参加者からの感想
・今回話を聞いて、当事者にしかわからない思いや乳がんの知識が多く、とても勉強になった。患者がどうして欲しいか、今の悩みは何かなど、自分が患者だったらどうして 欲しいか考えてから行動することの大切さを学んだ。
・看護師として乳がんという疾患のみで患者を捉えるのではなく、ひとりの人間として看護する必要があり、副作用によって生活にどのような変化が生じるのか、どんな感情を抱くのか、患者の社会的立場と関連付けて理解することが重要だと感じました。
・不安や悩みを少しでも和らげるためには、主治医との信頼関係や看護師の支えが必要なため、看護師を目指すものとして日々努力しようと思いました。
・がん患者さんに対して、声掛けによっては傷つけてしまったり、寄り添ったりすることにもつながるため、信頼関係を築くうえでも言葉や態度に気を付けたいと思いました。
・正しい知識を広め、乳がんについて考えるきっかけを増やしていきたい。
・乳がんは早期発見と適切な治療により高い生存率が期待できる疾患であるため、日頃からバランスのとれた食生活や適度な運動、定期的な検診をすることが重要だと感じた。