日時:1月21日(日)12:00~15:00
場所:西村屋和味旬彩
参加:18名(会員のみ)

   ◆ともに生きる仲間たち◆
1月21日(日)に今年最初のあけぼのハウス兵庫・新年会を開催しました。
新年早々能登半島地震、旅客機事故とビックリすることが立て続けに起こり波乱の幕開けとなりましたが、今年の阪神・淡路大震災1・17でともされた灯りは「ともに」の言葉でした。とてもいい言葉だと思い我々もみんなで「ともに」に歩んでいきたいと願いました。

今年米寿を迎えられるKさんの乾杯の音頭で宴が始まりました。初参加の4人が紹介された後、自己紹介をしました。30歳代から80歳代と年はバラバラでしたが年齢差なんて関係ないとみんなで和気あいあいと食事を楽しみ、話が弾み、最後は童心に返りビンゴゲームをしました。

日本を代表する国立大学を卒業し、公認会計士で企業の常勤監査役の肩書を持つ38歳の新入会員さんが入会されて高齢化していた兵庫に新風が吹きました。凄い肩書きを持つ彼女ですが、インターネットで2980円で購入したというウイッグをいともおしゃれに自然体でかぶり我々をビックリさせその上ボディービルダーと言われました。聞いたら日本チャンピオンでアジア選手権優勝、世界選手権にも出場されたとのこと。抗がん剤治療中も自分との挑戦でトレーニングはしていたと、どんな時でもボジティブ思考の魅力ある彼女に脱帽し、若い人から学ぶべきことが多くありました。会としてAYA世代とのかかわりが難しいと思っていましたが、彼女がそんな考えを同じ体験者ということで払拭して、我々との差を一気に縮めてくれました。

今年も出会えた仲間を大切に、みんなが経験した苦しみや悲しみ、そして乗り越えてきた気持ちを共有して、輝いて生きようと思いました。

新年は楽しいイベントでスタートを切りましたが、今後のあけぼのハウスは勉強会・乳がん無料相談会と顧問医の先生方にご指導を受けながら毎月やっていきたいと思います。
全国のあけぼの会のみなさま、今年もよろしくお願いします。

【報告者】あけぼの兵庫代表 川野紀子
akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp

【参加者の声】
◆これからも若い人がたくさん入会して、次世代に繋がる「あけぼの兵庫」になって欲しい。
◆ビンゴゲームが楽しかった。準備して下さったスタッフに感謝したい。
◆乳がんになって辛かったけれど乳がんになったことで、こんないろいろな年代の人と出会えて楽しく過ごすことができるのも事実だからまぁいいか。と思えるようになった。