日時 : 2025年12月12日(金) 14:00~15:00
会場 : 玉野総合医療専門学校
対象 : 保健看護学科1・2年生 60名
12月12日、岡山県備前保健所からの依頼で 「乳がん・子宮頚がん予防出前講座」に会員の木村光子さんと行ってきました。玉野総合医療専門学校 保健看護学科1,2年生の学生さん60名を対象にした1時間の授業です。 初めに槌田が乳がんと子宮頸がんについての話を約10分。そのあと木村さんが体験談を話しました。訪問看護ステーションを立ち上げて仕事をされていた木村さんの話には、患者になって思う事や、治療中、医療者の目線で感じたこと、看護師を目指して勉強している学生さんへのメッセージなども含まれていたので、若い学生さんの心により響いたようです。
〈学生さんからの感想〉抜粋
・実際に乳がんを体験した方からの話が聞けてセルフケアや検査の大切さを実感できた。乳がんの実際の治療や副作用についてよくわかった。
・治療中や治療後の不安や悩みについてお話を伺い、患者を支える周囲の理解や支援が重要であるとわかった。実習でも看護計画や関わりの際に学んだことを活かしていきたい。
・がんになっても強く生きているなと思った
・当事者の方の話を聞いて気持ちの面を詳しく知ることができたので、実習などでがん患者さんに関わらせていただく時は、その時々の心理状況に配慮した声掛け、接し方、前向きになれるような介入をしていきたいと思った。
・誰でもがんになる可能性があるという点ですごく身近に感じ、他人事ではなく自分事で考える大切さを改めて感じました。
・乳がんは多いのに自分で検査を受けに行く人が少ないと知ってびっくりしました。そして看護師は患者さんの心のケアも行うことがどれだけ大切なものなのかも改めてわかりました。
(報告者: あけぼの岡山 槌田史子)
akebonookayama30@gmail.com