日時:2025年12月17日(水) 20:00~21:30(19:30から入室可)
会場:各自の自宅
参加:6名 (会員3名・スタッフ3名)
【今年最後のオンラインあけぼのハウス】
あけぼの会本部としては、今年最後の行事となる「オンラインあけぼのハウス」でした。年末で皆さんお忙しくなって参加者が6人と少なかったのですが、いつものように優しい深野さんのファシリテートで和やかな雰囲気で始まりました。今回は、一人一人がお話をする時間が多く取れてゆったりとした気分でそれぞれの近況を話し、また傾聴することができました。みなさん再発・転移の会員さん達だったの少人数も時にはいいなと思いました。
◆参加者さんの「今日は私の29回目の誕生日です!」の言葉で始まりました。
手術日を生まれ変わった日と思い、新たに定めた2つ目の誕生日も29年が経過し、記念に家族と食事に行ってきたの。と挨拶されました。たどってこられた経過を思い、皆が心からエールを送り、拍手で始まった会でした。
◆治療中 様々に出てくる副作用。好中球減少下での治療には、抗がん剤投与期間と休薬期間のサイクルを変えながら様子を見たり、本来は2種類の薬を1種類だけの投与にしたりと主治医と相談しながらそれぞれに対応されていました。
◆爪や手足への副作用、飲み込みの悪さなど身体の辛さを抱えながらも、ストレッチ教室に通い連続4時間の立ち仕事も可能にしたり、がん教育で体験談を発表したりと皆さん治療と生活のバランスを上手く整え、活発に動かれている印象が強く残りました。
◆話は高額療養費制度におよび、制度には大変助かっているが、市町村や病院によってシステムや手続きが違うのは、どうなのだろう。との声があがり、勉強すべきことだと痛感しました。その他、各県での再発者の会の開催、取り組み方も話し合いました。
【参加者からの感想】
◆再発・転移を抱えながらも皆さん、がんと上手く付き合い生活を工夫しながら自分らしく生活されておられる姿に感銘を受けました。
【報告者】あけぼの岡山代表 槌田史子 akebonookayama30@gmail.com
副会長・あけぼの兵庫代表 川野紀子 akebonohyogo@gaea.ocn.ne.jp