日時:11月30日(日)13:30~16:00
会場:岩国市民文化会館 研修室3
参加:5名 (会員 4名、一般 1名)

今回は、鳩野みなみ先生(岩国医療センター・外科)をお迎えし、
「2025年 乳がん治療の最前線 〜日本乳癌学会学術総会2025のトピックスから〜」
という演題でご講演いただきました。

今年の乳癌学会では、治療の選択肢がさらに広がる最新のトピックスが数多く報告されたそうです。
・HER2のより細かな分類が進み、新しい薬(ADC)が使用できる患者さんが増える可能性
・血液検査で「再発の兆し」を捉える ctDNA 研究の進展
・遺伝子に合わせた治療(PARP阻害剤)や CDK4/6阻害剤の治療成績
など、「自分に合った治療」を選べる時代が近づいていることを、分かりやすくお話しくださいました。
学会の話題は、私たち患者にとって少し敷居が高く感じられることもありますが、
先生のお話を伺い、「来年はオンラインで学会に参加してみたい」という声も聞かれました。

後半の茶話会では、近況をシェアし合いながら、それぞれが「来年やりたいこと」を付箋に書き、ホワイトボードに貼りました。
先生も一緒に参加してくださり、「検診の大切さをもっと伝えていきたい」というお言葉に、参加者の皆さんもうなずきながら耳を傾けていました。

【報告】和崎美幸 akebono.yamaguchi@gmail.com

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