日時:12月9日 13:30~16:30
会場:戸塚フォーラム(男女共同参画センター横浜)セミナールーム2&3
参加:47名(会員35名、一般12名)

横浜労災病院包括的乳腺先進医療センター長兼乳腺外科部長の千島隆司先生の
講演会と質問会を開催いたしました。

「乳がん診療の近未来をみる~診断・手術・薬物療法の常識がくつがえる!」という題で、
基本的な乳がんの知識の確認から始まり、今までの検診、手術、薬物療法の常識をおさらいして
それがここ5年~10年でどのように変わっていくかのお話でした。
マイクロRNAによる血液診断、ロボット手術、プレシジションメディシン(高精度医療)などの
最先端の医療技術のお話をわかりやすく、かつ丁寧に話してくださいました。
また、医学と医療の違いの定義から患者を治療する医学が想像を超える早さで進歩しているのに対して
患者の心を思いやる医療がそれについていけていない問題点を鋭く指摘され、
現代医療の在り方に警鐘を鳴らしておられました。
生きた患者の立場を重んじる先生の医療者としての優しさ溢れるお話に
とても感動を覚える講演会となりました。

報告:あけぼの神奈川運営スタッフ 畑田由香 akebonokanagawa@gmail.com

【参加者からの感想】
・未来、及び現在の医療がどのように進んでいるのか、
 そして現在、未来の医療の進展と共に生じる様々な問題など沢山のことを知ることができ
 大変有意義な時間となりました。
・近未来と現実の医療、医学の差、先生の説明で一段と分かる様になりました。
 (時々テレビで放送されてましたが今ひとつでしたので・・・)沢山の情報ありがとうございました。
・医学の進歩に医療が付いていけない時代なのですね。
 AIの助けを借りて医療が進歩していくことを期待したいと思います。
・難しいお話を簡単に教えていただきました。特に図解が分り易かったです。
 質問にも率直に答えていただけて良かったです。今後の治療の選択に役立ちます。
・明るく分かりやすいお話でした。科学の進歩がすごい事がよく分かりました。

生きた患者の立場を重んじる千島先生の医療者としての優しさ溢れるお話でした生きた患者の立場を重んじる千島先生の医療者としての優しさ溢れるお話でした

バナー広告

共同文化社

コム・クエスト

とどくすり