日時:9月23日 13:30~16:30
会場:ワークプラザ岐阜
参加人数:61名 (会員・31名 一般・30名)

今回は会場が初めて違う会場でJR岐阜駅からアクセスが悪く、参加者が多くいらして下さるか不安でしたが、男性乳がん患者、他県の乳がん患者さんも参加されました。
乳がんへの理解を深める「ピンクリボン講演会2018」、3人の先生が担当分野別に話されました。

岐阜医療センター・乳がん認定看護師 渡邊真子さん 
テーマ「乳がん患者さんと寄り添って」
「子供に乳がん病気の事をどう説明すればいいのか」幼児期、学童期時の年齢別で話す内容が変わる事を学び、子供に乳がんの事を話さない事も一つの選択肢である事も知りました。

岐阜大学医学部附属病院・遺伝カンセラー 仲間美奈さん
テーマ「遺伝子検査のお話」
国も遺伝子情報に基づき治療方針を決める「がんゲノム医療」を推進している。今後遺伝子情報から個々にあった最適な治療が分かり、遺伝子検査の存在が大事になってくる。しかし、残念ながら保険適用でないので自己負担額21万円かかる。という詳しい内容を聞きました。

岐阜大学医学部附属病院・乳腺外科准教授 二村学先生
テーマ「乳がん最新治療と現在の流れ」
放射線治療や抗がん剤治療で何年後に心機能障害や肺がんに罹患しやすい。と聞き、そのためには人間ドッグの重要性と毎年健診を受けて早期発見に努めたいと思いました。
がんゲノム医療は岐阜県では岐阜大学医学部附属病院と木沢記念病院が名古屋大学附属病院と連携して進展される予定です。
将来的にAI(人工知能)より患者が的確な診断、治療法を選択する時代がきます。しかし、AI(人工知能)でなく愛がなければ患者は病気に向かう気にはなりません。愛こそドクターと患者が相思相愛関係で結ばれるのです。  (報告:木村直子副代表)

【会員さんの声】
・橋渡さんをはじめ、皆さんの思いが伝わってきました。
男性乳がん患者会も今立上げに向けて進んでいますので、色々と情報交換できると良いなあと思います。
61名の参加でした。61名の参加でした。二村学先生二村学先生