山口県美祢市の「別府弁天池」 (撮影:和崎美幸・山口県 2018/07/21)山口県美祢市の「別府弁天池」 (撮影:和崎美幸・山口県 2018/07/21)暑い。全国的に連日猛暑(札幌は昼間25度しかないそう)、遂に広島で水害の片づけをしていた人が熱中症で亡くなったニュース。これだけはなくてほしいと国民が願っていたこと。命は一つしかない。あの惨事で生き延びて、暑さで死ぬなんて、もったいない。
新潟の内藤さんから、今日の【あけぼのハウス】の報告が入った。
「今日は、Kさんという最近入会した方が来てくださいました。告知を受けたばかりで、8月に手術だそうです。すごく緊張していましたが、そこにいた会員の体験談を聞いているうちに元気が出て、「がんばります」と笑顔で帰って行かれました。このように、不安そうに来られた方が笑顔で帰られるのを励みにして、これからも続けていきたいと思います。また会長さんが尋ねられた大野さんですが、骨転移して治療を始めてから、食事も喉を通らなかったのが、6月の旅行(越後長野温泉)に行ったことがきっかけで食べられるようになり、腫瘍マーカーも下がったそうです。「あけぼの会のおかげ」と喜んでいました。
先週の事務局・水曜相談室には二人見えた。一人が始めに言ったこと:「ここに来るまでに2つの患者会に行った。ところが2つとも何故か再建の話で盛り上がっていて、入り込む余地がなかった。こちらに伺ってよかった」いずれも「がん拠点病院の患者会」、それもかなり有名病院、なのに何をやっているのか。彼女も心の中で「あなた達は再発とか、がんのもっと深刻な面を考えもしないの」と怒ったという。しかし、これが時流か?もし、あの場でそんなこと言ったら、年寄り扱いされるのがオチ、そう思ってがまんしたという。
あとの一人は術後半年、抗がん剤治療続行中、精神的に参っている。休職中で、趣味の運動もダンスもやめている。白血球が2000を切っていて、激しい運動はドクターストップ。友人に会いたくてもカツラをしているのと、がんのことで気を遣わせるのが心苦しい。結局出かけないで家にずっと一人でいるのでますますおかしくなって、と言う。「友達に会えばいいのに。人は友達のために気を遣うのはなんでもないのよ。考えても見て。もし状況が逆で、友達ががん患者であなたが健常で、その人に会ったら、おんなじようにあなたが気を遣うと思わない?そこをわかってあげればいいんじゃない?」と私は言った。
あけぼの会は時に再建の相談も受けるが、他にこんな細かい、難しい、面倒で切実な相談も受けて、相談者と一緒に解決策を考えることが多い。新潟でも東京でも、どこでもいつでも、がん患者の心に真心もって耳を傾ける、辛抱強い患者会なのであります。 ワット  akebonok@d9.dion.ne.jp

*日本名水百選”にも選定された湧水は、神秘的なまでに透き通ったコバルトブルーの泉のように見えます。
「別府弁天池」は、毎分11トンと豊富な湧出量を誇り、年間を通じて水温は14~15度と一定しています。

湧水を飲むことも出来、専用の給水所も設置されています。
「1杯飲めば1年、2杯飲めば2年長生き」と長寿が保たれ、財宝が授かるとも言い伝えられるパワースポットでもあります。  https://www.travel.co.jp/guide/article/28922/

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