山口行きとヒルロイド

2017年11月19日

高知県足摺岬の夜明け・私は岩礁の多い海を漂う小舟。あけぼの会はそれを照らす灯台であって欲しいと思います。（撮影：塩入康夫・東京会員　2017/11/10）●みなさん、寒くなりましたね、東京は朝から晩までどんより薄暗い空のままで、これぞ冬空、冷たい一日でした。明日は山口県まで遠出です。あっちの方が寒いみたいなので、冬の格好をして行くようですね。とにかく、この遠出が今年最後のお勤めで、あと12月はどこも行かなくていい。のんびりしたい、今はそれだけ。でも山口ではみなさんが待っているのがひしひし伝わっているので、張り切って、全力投球で、仕事してきます。
●突然ですが、ここで、みなさんにお願いです。実は月曜に山口から羽田へ戻るとその足で、厚生労働省の記者クラブみたいなところへ行って、別のお仕事をする破目に。それは「放射線治療の前後につける保湿薬を単独では保険適用から外すことが検討されている。これを阻止する」というお役目をもらってしまった。ほしいのは、実際に放射線治療を受けている人で、皮膚の乾燥や破れやかゆみのために保湿剤を使っている人の声です。
●みなさん、既にご存知のように、ヒルロイドという保湿剤を化粧品として使う人がいて、そのせいで、健保連がストップをかけようとしているそうです。ネット上で、著名人がヒルロイドがお顔にいい、と発表したそう、知っていましたか？それで、みんなが飛びついて、乱用したので、こういう展開になった。私も一時期、保険で出してもらって、顔に付けたり、人にあげたりしていた。今思うと犯罪でしたね。でも、これって医師にもよるので、一般女性の悪用だけを理由にしてもらっても困る。医療倫理の問題でもあるでしょう。
●とにかく、日にちが迫っています。明後日20日の朝までに「保湿剤・ヒルロイドを単独で近くの薬局で保険適用で買えなくなると困ります」という訴えを送ってください　（こちらにe-mailで　akebonoweb@m9.dion.ne.jp）
匿名でいいので。生の声が一番強い、説得力があります。一部の不正利用のせいで、実際に放射線照射の前後に付けないと痛い痒いというような真面目な患者まで、保険で買えなくなるとしたら、これが問題。みんなで力合わせて、何とか食い止める。あなたの知恵と力を貸してください。　ワット　　akebonoweb@m9.dion.ne.jp
＊皆さんからヒルロイドの情報メールをいただきありがとう。